ニュース速報風のタイアップ
「ABEMA」は3月30日、CARTA HOLDINGSのグループ会社であるCARTA COMMUNICATIONS(以下、CCI)との共同企画番組として『界隈騒然!? ヨモヤマニュースSHOW!』を生放送した。
同番組は、界隈がざわつく“よもやまさか”な話があるゲストを招き、世間で起きた様々な話題の振り返りや、今春以降に起こり得るニュースの予想を行う生バラエティショー。今回はCCIが独占販売する広告商品として、番組本編との連動性が高い報道ニュース風のタイアップコーナーを設けた。
具体的にはメンズビューティーケアブランド「uno」と、クレジットカード「ライフカード」の生コマーシャルを実施。ヨモヤマニュース速報として商材に関するニュースを読み上げ、視聴者への訴求を図った。
テレビCM枠の購入をインハウスで実行可能に
The Break through Company GO(以下、GO)は、テレビCMの出稿を効率化するツール「CMin-house」の提供を開始した。放送局との進行や交渉といった代理店機能はGOが担い、見積もり依頼、発注業務、放送枠の選定、放送後の効果検証を広告主が同ツールのシステム上で実行できるようにした。
同ツールでは、テレビCMの出稿に関するローデータを提供。これにより、広告主は過去の出稿データに基づいた見積もり単価の比較や最適な枠の買い付け、デジタル広告とのデータ連携などが行える。
LINEを使った販促施策の高度化・効率化を支援
TrueDataは5月1日、ドラッグストアやスーパーなどの小売業向けに「Shopping Scan forLINE」の提供を開始した。
同ソリューションでは、True Dataの小売業向けデータ分析プラットフォームを活用している。ユーザーから許諾を得た上でIDPOSデータとLINEアカウントを連携し、AIでユーザーの嗜好やニーズを判定。判定結果に基づき、各ユーザーに合ったLINEの販促施策を実行する。
施策の実行後は、販促の効果をID-POSデータで検証。次のアクションにつなげられるようにすることで、販促施策のPDCAサイクルを一気通貫で支援する。
jekiが開発するOOHメディアのDSP/SSP
ジェイアール東日本企画(以下、jeki)は、DSP/SSPを通じて国内OOHメディアの取引を可能にするプラットフォームを構築。jekiオリジナルのマーケットプレイスブランド「MASTRUM(マストラム)」のサービスインに向けて始動した。

jekiはシンガポールに本社を置くMoving Wallsの技術提供を受けて同プラットフォームを構築。データに基づいて自動化されたオーディエンス測定や効果検証を可能にするほか、プログラマティックDOOH(※2)によって効率と付加価値の高いメディアバイイングのオートメーションを目指す。
今後はJR東日本の枠組みを越え、取り扱い媒体の範囲を他電鉄や街ナカサイネージへと拡大する想定。さらにオンライン&バーチャル領域と連携し、シームレスにネットワーク化していく予定だ。
※2 データに基づき屋外デジタルスクリーン全体の広告をプランニング・購入・ターゲティング・販売・配信・測定する、自動で行われる取引のこと