ナイルが運営するメディア「ナイルのマーケティング相談室」は、2022年1月から2023年2月に配信したメールマガジンの開封率とURLクリック率の高いタイトルランキングを公開した。なお、メルマガ1通あたりの平均送信数は4,928件。
まず、開封率が高いメールTOP10を見ると、ユーザーに役立つレポート(SEOニュース)の定期配信は、大きく開封率を上げられるコンテンツであることがわかった。また、「会社概要資料を更新した」というテーマも4位にランクイン。資料刷新時のメールマガジン発信は、自社サービスや認知形成につながる好機といえる。
次に、URLクリック率(クリック数/開封数)が高いメルマガタイトルTOP10を見ると、ユーザーにアクションを促すメルマガで高くなる傾向があることがわかった。一方で、ユーザーは「追加のアクションをせずにメルマガ内で行動を完結させたい」場合も考えられるため、単にクリック数を増やせば良いわけではないのが注意点として挙がる。
また配信頻度は、平均週3回と多めの配信数だったが、配信停止率に大きな影響はなかった。配信停止への影響が少なかった要因としては、メルマガだけで情報が完結する「GIVE型のメール」と、ウェビナー参加や資料ダウンロードを促す「TAKE型のメール」の配分だと予測されるという。
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