アプリ業界のトップエージェンシーが集結!
谷口(Adjust):本セッションは普段は競合関係にある、インターネット広告代理店の皆さんと議論を進めていきたいと思います。私はモデレーターを務めるAdjustの谷口です。まずは皆さん、自己紹介からお願いします。
田中(CyberZ):2018年にCyberZへジョインしました。一貫して広告運用領域に携わっており、現在はアプリ広告の効果計測や検索広告領域の責任者も務めています。
三浦(グリーアドバタイジング)私は2017年にグリーアドバタイジングに入社、現在は代理事業本部の営業部署を統括しています。
岩本(オプト):私は2015年、オプトがアプリ事業を立ち上げようとしていた頃にエンジニアとして入社しました。現在はマーケティング・アセット領域を管掌しています。
荻田(Septeni America):私は2010年セプテーニに入社、2013年よりグローバル事業に従事し、アプリ顧客を中心としたグローバル展開の拡大を推進してきました。現在はアメリカ、中国、韓国などグローバル事業全体を統括しています。
広告主必見!成果を上げる代理店との付き合い方
谷口(Adjust):最初のテーマは「成果を上げる広告代理店との付き合い方」についてです。広告主の方々に向けて、パフォーマンスの上がる代理店との付き合い方のヒントを伺えますか。
三浦(グリーアドバタイジング):成果を上げる自信がある代理店に頼むことが1番だと思います。本日も4社の代理店が登壇していますが、それぞれ強みは異なるでしょう。自社が求めるカテゴリで一番成果を出せる代理店を選ぶことが大切です。
考慮すべきは、その代理店が経営的な視座を持っているかです。アプリ市場はボラティリティが大きいと言いますか、変動が大きいため、スピーディーな経営判断が求められます。そのため経営的な視座を考慮してもらえる代理店と付き合うと、より成果が出るだろうと考えています。
田中(CyberZ):コミュニケーション軸で考えることも重要かと考えます。
どの広告主様も代理店とは密にコミュニケーションをとっていると思いますが、どちらかと言うと数値の報告や振り返りなど、過去の話に重きを置いているケースもあるのではないでしょうか。私が広告主様と「良い状態を築けているな」と感じるのは、施策の提案や意思決定のための議論ができているような、過去軸ではなく未来軸の話ができる関係です。
岩本(オプト):確かに提案の場を作ること、管理ではなく共創の時間を持てるような仕組み作りをすることが重要だと思います。
そのために必要なのが、信頼関係の構築です。広告主様に「この代理店は管理しなくても大丈夫だ」と思っていただけるようになることが大切だと考えます。
荻田(Septeni America):各プロダクトの展望など、わくわくすることを共有いただける広告主様だと、代理店としてもモチベーション高く取り組めると思います。
谷口(Adjust):広告主と代理店が同じプロジェクトを追いかけ、1つのチームのような関係になれば、おのずと成果も上がっていきますね。
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