CARTA COMMUNICATIONS(以下、CCI)のコンテンツマーケティングを支援するプロジェクト「Lifestyle Digital CONNECT」は、20~40代女性の趣味嗜好やメディア活用状況に関する調査を実施。結果を踏まえ、9つのペルソナ像を作成した。
以下、一部内容を紹介する。
ファッション・美容の情報収集はInstagram
まず、ファッション・美容に関する情報収集のメディア活用・接触の特徴について調査。すると、ファッションに関する情報収集源はInstagramの割合が高く、ブランドやインフルエンサーからの情報を参考にしている人が多いことがわかった。一方で雑誌から情報収集を行う層も一定数おり、雑誌は紙・Webサイト・電子書籍のいずれも年代が上がるにつれ、回答数が多くなる傾向があった。
またファッションへの投資額が高いファッション関心層ほど「雑誌や雑誌メディアのSNSアカウント」の情報を参考にしていた。お金をかけるものについて「ファッション」と回答した人は、「安いものを沢山買う」より「高いものを少し買う」への回答率が高くなった。
美容に関する情報収集については、口コミサイトの影響力が強いとともに、Instagram上のインフルエンサーの発信も参考にされる傾向に。20代よりも30代のほうが、雑誌や口コミサイトを参考にしている人が多い結果となった。
女性の9種類のペルソナは?
次に、「お金をかけているもの」「趣味のジャンル」の2軸をもとに、9つのペルソナに分類した。
なお「お金をかけているもの」は「ファッション」「美容」「その他」の3つ、「趣味のジャンル」は「ビューティー」「ライフスタイル」「エンターテインメント」の3つにそれぞれ分類した。
ペルソナの一例として、「なんでも全力投球型ファッショニスタ」の特徴を紹介する。このペルソナは、ファッションに関する情報収集はInstagramに加え雑誌もチェック。自由に使えるお金はファッションに使うことが多く、美容にも抜かりはない。洋服の購入場所は百貨店・ファッションビル・通販サイトなど様々で、自分に合ったものを探すのが得意だ。
【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ
調査期間:2023年5月1日(月)~5月2日(火)
回答数:1,500名
割り付け:20~24歳、25~29歳、30~34歳、35~39歳、40~44歳、45~49歳、それぞれ250サンプル
調査機関:TesTee
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