博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所は、スクリーン利用実態調査を実施した。なお、同調査においては、スクリーンを「テレビ(受像機)」「パソコン」「スマートフォン」「タブレット端末」「プロジェクター」と定義している。
1日あたりのスクリーン接触時間は12時間11分
一人の1日におけるスクリーン接触時間を調べたところ、合計で12時間11分(731.2分)だった。その内訳を見ると、最も割合が大きかったのは「スマートフォン(238.3分)」に。2番目に「テレビ(236分 )」が続いた。
サービス別トップは「テレビ番組(リアルタイム)」に
次に、スクリーン接触時間(12時間11分)のうち、サービス別の内訳を調査。その結果、トップの割合を占めたのは「リアルタイムのテレビ番組(137.6分)」に。2番目以降に「無料動画配信サービス(101.1分 )」「動画視聴以外のインターネット(99.1分 )」が続いた。
「テレビ番組(リアルタイム)」の約2割はテレビ以外で視聴
さらに、各サービスがどのスクリーンを介して視聴されているかを調べた。その結果、利用率トップの「テレビ番組(リアルタイム)」では、21.3%の人がテレビスクリーン以外から視聴していることが判明。一方で「有料動画配信」では36.2%の人がテレビスクリーンを通じて視聴するなど、テレビスクリーンの利用実態が多様化していることがわかる。
【調査概要】
エリア:全国7地区(首都圏、関西圏、中京圏、札幌、仙台、広島、北部九州)
方法:インターネット調査
対象者:12~74歳の男女 ※小学生は除く。中学生(12~15歳)は親が代理回答
サンプル:8,400ss
期間:2023年4月21日(金)~4月27日(木)
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