SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

Googleでの検索回数を基にした2024年の旅のトレンド予測を発表/アウモ・星野リゾート調査

 グリー子会社のアウモと星野リゾートは、共同で2024年の旅のトレンド予測調査を発表した。なお、同調査は旅に関連するキーワードを対象としたGoogle検索回数を基にしたもの。

「サウナ」の大衆化で関連グッズや利用シチュエーションに注目

 一つ目のキーワードは「サウナ」。

 サウナが大衆化したことで、サウナ体験そのものへの興味関心から、関連アイテムやサウナを利用するシチュエーションなどに対する、興味関心の増加が予想される。

 「ポーチ」や「ポンチョ」など、サウナ体験に必要となるアイテムやグッズに関する検索や、「個室」や「プライベート カップル」など、シチュエーションの多様化が検索結果からもうかがえるようになり、日常的に利用するものから非日常体験を求めるといったニーズへの変化が見られた。

「一人旅」に関心が集まる一方で不安の声も

 次のキーワードが「一人旅」。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により近年では一人旅が人気となっている。

 現在でも「一人旅 50代 女性」や「一人旅 女子 初心者」など特に女性の検索が増加しており、ニーズが高まりつつある。一方で、「一人旅 無理」や「一人旅 だめ」といった一人旅初心者と予想できるキーワードの検索回数も多いことから、まだ一人旅に不安感を持つ人も多くいることがうかがえる。

コロナ終息により「温泉」と関連イベントにも注目

 次のキーワードは「温泉」。

 2023年以降の新型コロナウイルス感染症拡大の落ち着きから、外国人やカップル、家族での温泉の利用客が増加している。また「温泉 花火」や「温泉 BBQ 関東」など、温泉とイベントをともに楽しめるシチュエーションのニーズも増えていることがわかる。

ウィンタースポーツを家族で体験する需要が増加

 続いてのキーワードは「スキー」。

 「スキー 3歳」や「スキー 5歳 教え方」など、スキーやスノーボードを家族と体験する人が増加している。また、「スキーウェア 2024」や「スキー ニューモデル 2024」など、用具の新調を検討する人も増加傾向にあることから、今冬にウィンタースポーツデビューをする人や、利用を再開する人が多いと予測できる。

 また、「アフタースキー」に関連した検索数は2022年2月から2023年同月比で52pt増加しており、スキーを滑り終えた後の過ごし方やファッションを気にする人が増えた。

「絶景」と季節をかけ合わせた検索数が増加

 次のキーワードは「絶景」。

 「絶景 アフタヌーンティー」や「絶景 蕎麦屋」など、絶景と食事をともに楽しむといったニーズが増加していることが検索数からわかる。「東北 絶景 3月」や「関東 絶景 9月」など、絶景と季節系のキーワードを掛け合わせた検索回数も増えており、その時期ならではの絶景を求めるニーズが高まってきている。

【調査概要】
方法:Google検索回数比較
協業企業:星野リゾート
期間:2022年1月から2023年7月
対象地域:全国47都道府県
方法:旅に関連する約20個のキーワードをもとにGoogle検索回数を調査

【関連記事】
直近3年間で旅行した人は約6割/9月以降に宿泊をともなう国内旅行予定者は2割超【MyVoice調査】
2023年秋以降の出費意向、「特になし」が最多に/次いで「旅行」【ロイヤリティ マーケティング調査】
SDGsの知名率は8割超、旅行でも6割超の人がゴミ削減や省資源を意識すると回答【博報堂調査】
30歳以上の旅行予算、3~5万円がトップ/6割がインターネットで情報収集【黄金KAIDO事務局調査】
2023年上半期の消費者の購買行動、金額・数量・回数はいずれも前年比で減少【カタリナ消費者総研調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/10/17 07:30 https://markezine.jp/article/detail/43775

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング