SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

2023年上半期の消費者の購買行動、金額・数量・回数はいずれも前年比で減少【カタリナ消費者総研調査】

 小売業・メーカーのマーケティング支援を行うカタリナ マーケティングジャパンのカタリナ消費者総研は、実購買データをもとに2022年上半期(1月~6月)と2023年上半期(1月~6月)の消費者の購買行動を分析。どのような変化があったのかレポートとして発表し、そのダイジェスト版を公開した。

2023年上半期、前年同期比で購入金額・数量・回数が減少

 まず2023年上半期の「購入金額」は、前年同期比96.9%と約3%減少した。「購入数量」は90.7%となり、約10%減少。「買い物回数」も約5%減少し、94.7%だった。

2023年上半期の「購入金額」「購入数量」「買い物回数」の前年同期比
2023年上半期の「購入金額」「購入数量」「買い物回数」の前年同期比

 この結果を1人あたりに換算すると、「1人あたり購入金額」は2,788円減少した結果に。「1人あたり購入数量」は36個減となり、2022年上半期と比べ買い物かごに入れられたものが36個減ったことになる。また「1人あたり買い物回数」は2回減少した。

2023年上半期の「1人あたり購入金額」「1人あたり購入数量」「1人あたり買い物回数」の前年同期比(クリックして拡大)

 一方、「平均購入単価」は2022年上半期と比較して増加。様々な商品の値上げによる影響が見られた。

商品カテゴリー別の変化は?

 次に、2023年上半期の購買状況をカテゴリー別に整理。以下の表に購入者数(ID数)の、対前年同期比での減少が大きい上位15カテゴリーを示した。

2023年上半期のカテゴリー別購買状況(クリックして拡大)

 2022年と比べると、全46カテゴリー中44カテゴリーで購入者数が減少。購入数量も、表にあるほぼすべてのカテゴリーで前年同期比が80%台となり、大きく減少した。

【関連記事】
カタリナとWEDが業務提携 レシートデータを活用した新サービスを開発し購買データを最大化
カタリナ マーケティングと東芝テックが業務提携 メーカー・小売店向けのソリューション開発・提供へ
Amazonプライムデーの購入品Top3は日用品、食品、家電/消費額は1万円台が最多【ナイル調査】
シニア世代のネット買い物事情/9割超が利用経験あり、約半数が月1万円以上を消費【オースタンス調査】
75%の女性が値上げで消費行動に変化/50~64歳の約4割がデジタルで情報収集【デジクル調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/09/25 16:15 https://markezine.jp/article/detail/43463

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング