カタリナ マーケティング ジャパン(以下、カタリナ)は、レシート買取アプリ「ONE」を提供する、WEDとの協業をした。
カタリナは、大手スーパーマーケットやドラッグストアなど全国6,300店以上のリテーラーと提携し、ID-POSデータを用いて消費者の嗜好性やニーズ、購買動向をリアルタイムで分析。来店・実購買までつながる一気通貫したマーケティング支援を提供している。
一方ONEが収集するレシートデータは、地域も店舗の縛りもなく「ユーザーが買い物したすべてのレシート画像とデータ」が対象。大手チェーンから小売り商店の、購買関連データから位置情報、時間帯などの行動履歴といった、個人情報以外のすべての買い物情報が含まれる。
協業により、両社はそれぞれが提供するサービスやソリューションを活用し、レシートデータ活用ソリューションの開発、およびサービス展開・販売に関わる協力体制を構築。新たなビジネス拡大を目指す。具体的には、次世代に向けたIDレシートデータ活用の新サービスや、リアル購買データに基づくリテールDXの提供などのプロダクトを開発。OMOの優位性につながる購買データの収益化、最大化を目指す。
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