カンターは、ブランドの業績への貢献を定量化するKantar BrandZのレポート「BrandZ Top 50 Most Valuable Japanese Brands 2024(日本のブランド価値トップ50)」を発表。137のカテゴリーにおける1,833のブランドについて、68,000人以上の回答者の意見をもとにランキングを作成した。
同レポートによると、日本で最も価値のあるブランドのブランド価値は合計で2,259億ドルとなった。またランキングの多くを通信事業者と自動車ブランドが占めた。
1位は、2023年版に続きTOYOTAに。同社は285億ドル以上のブランド価値を持ち、全体の12.6%を占める。またカンターのグローバル・トップ100ランキングでも62位に入り、グローバル・トップ10自動車ブランド・ランキングでは2位に位置する。
2位はNTT(229億ドル)が、3位にはSONY(202億ドル)がランクイン。4位はユニクロ(137億ドル)となり、ブランド価値は前年比で26%増加した。
またGU(33位、16億円)とアシックス(42位、12億円)の2つのアパレルブランドが新たにトップ50に加わった。小売り部門では、卸売業の業務スーパー(36位、15億ドル)が初めて50位以内に入った他、ローソン(49位、9億3,200万ドル)が再びランクインした。
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