広告ポリシーチームがTikTokで情報発信
──法規制や御社のお考えに基づいて高品質な広告が掲載されるように準備するだけでなく、企業に対して周知・啓蒙する必要もあるかと思います。その点はいかがですか?
広告主/代理店の皆様へは、ガイドラインを要約した資料の配布や広告ポリシー研修の実施などにより周知・啓発を行っています。法規制の周知はもちろんのこと、広告の品質向上のために、よくある否認ケースがどのような理由や背景から否認となっているのかを解説し、高品質な広告をスムーズに出稿いただけるようサポートしています。
また、TikTokらしさを活かし、順守いただきたい広告ポリシーガイドラインのポイントを1〜2分にまとめ、弊社の広告ポリシーチームが解説する短尺動画を定期的にTikTokの広告ポリシー公式アカウントで発信しています。
さらに、広告の透明性・品質向上のためにはTikTokに関わる社員一人ひとりが、関連する法律やガイドラインへの理解を深め、意識を高めることも重要であると考え、社内向けにも積極的に啓発活動を行っています。一般社団法人クチコミマーケティング協会(WOMJ)ご協力のもと、弊社日本オフィスの全従業員を対象にしたステマ規制およびWOMJ新ガイドラインの勉強会を複数回開催し、社内への周知・啓発も強化しています。
業界全体で環境作りを
──最後に、広告の透明性・品質向上や健全な場の形成のために、マーケターが意識すると良いことは何か、御社のお考えやアドバイスをいただけますか。
私たちは、ブランドセーフティの業界水準を世界的に向上させるため、次の4点を軸に様々な取り組みを継続的に行っています。
- コミュニティの安全確保
- ブランドにとって安全なソリューション
- 透明性と説明責任
- 躍進を続けるためのパートナーシップ
TikTokの安全性およびセキュリティの向上、プライバシー保護の取り組みには終わりがなく、常にオープンな姿勢でフィードバックをいただきながら、改善を続けていきます。そして、「信頼できる広告環境」を構築していくためには、マーケターの皆様からのご理解・ご協力も欠かせません。業界一丸となって、より良い広告環境を実現できればと考えています。
