まずはビジネスからの報告、MAD削除問題に小林社長も熱く語る!

そして、オープニングムービーが上映。ネット看視サービスのピットクルーの松本公三社長も登場。「本音いうと消したくないんですけど」とのコメントも。



2008年7月1日時点でニコニコ動画の会員数は約790万人。今のシステムになったγ版スタートからわずか1年4カ月(仮版開始からでも1年7カ月)で800万人に迫る勢い。ちなみにmixiはユーザー数800万人に達するのに約3年(2004年2月にプレオープンし2007年1月に800万人)、モバゲータウンでも1年9カ月(2006年2月開始で2007年11月達成)かかっている。

PVが上映される。このほかビジネス的な話題は4月2日オープン「ニコニコアニメチャンネル」。
5月9日に発表したYahoo!との連携(オークションやYahoo! JAPAN ID連携を年内公開に向けて準備中)


7月2日に権利者3団体と「MAD動画を含む」著作権侵害動画の削除に応じることで同意したことが発表されたばかり。当日参加したユーザーにとってはこれこそが最大の関心事といっても過言ではなかったかもしれないが、小林社長はMAD削除に応じると報告しながらも、心配するユーザーに対して「MADはマイナスになるだけでなく、権利者にとってプラスになる面が多いと思う」と発言。客席からはまるで政治集会のような「そうだー!」の掛け声と大拍手。
小林社長は続けて「MADは、日本が秀でたひとつの大きな文化。権利者の方にこのMAD文化を認めていただけるよう、今まで以上に努力を進めております…が、単体では厳しいものがある。ユーザー・消費者・日本国民みんなの声が必要。その声をバックアップにニコニコ動画を働かせてください」と演説。客席からは大きな賛同の拍手があがった