マイクロアドは、3月28日、CDP関連事業を提供するUNCOVER TRUTHの株式を取得し、連結子会社化することを発表した。
UNCOVER TRUTHは、CDP構築・支援サービス「Eark」の提供を行う企業。他にもCDPを軸としたコンサルティングサービスの提供や、コンテンツデータによるユーザー体験分析ツール「Content Analytics」などを提供する。同社はこれらの各ソリューションを通じて、企業が保有する1stパーティーデータの分析や活用促進を事業の強みとしてきた。
一方、マイクロアドが提供するマーケティングプラットフォーム構築サービスUNIVERSEでは、第三者のデータ保有企業から提供を受けた様々なデータを集約・分析することで、業界業種に特化した複数のマーケティングプロダクトを提供している。これらのプロダクトでは、第三者のデータを活用することで潜在的なニーズを持った顧客へアプローチ。企業のマーケティング活動の支援を行っている。
今回のUNCOVER TRUTHの連結子会社化で、マイクロアドは、1stパーティーデータへのアクセスが可能に。これにより潜在層へのアプローチによる新規顧客の獲得から既存顧客のLTV最大化までの事業領域拡大が期待される。
マイクロアドは今後、PostCookie時代における競争力強化に向けて、両社のサービス連携を促進し、さらなる事業拡大を目指す。
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