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【特集】人と組織を強くするマーケターのリスキリング

マーケターの転職市場動向から考える、キャリアアップに必要なリスキリング

20代と30代以降で異なるリスキリングの方法

──昨今リスキリングの重要性が叫ばれていますが、マーケターが今後のキャリアアップにつなげるために、どのようなリスキリングが必要だと思いますか。

 20代の場合、第二新卒をはじめポテンシャル重視で採用してもらえる可能性があるので、リスキリングを目的に業種や職種を変えて転職するというのも一つの手でしょう。

 一方30代以降になってくると、即戦力採用が前提となりやすく、転職というカードでリスキリングをするのは難しくなります。また副業は、保有するスキルで対価として報酬をいただくのが原則であり、リスキリングにつなげるのは意外と難しいケースが多いです。そのため、書籍やセミナーなどでのインプットやプロボノ(スキルや経験を活かして取り組む社会貢献活動)を通じてスキルを拡張するといった方法が考えられます。

 全世代に共通するのは、常にリスキリングが重要であるという前提を持っていないと広告・マーケティング業界ではやっていけないということです。広告やマーケティングの世界はテクノロジーの影響を受けやすく、今後も大きな変化が待ち受けているでしょう。

 その変化に対応できないと最悪の場合、職を失うリスクもあります。特に現在の仕事がオペレーティブな仕事で、近い将来AIなどに置き換えられる可能性がある場合は、今よりも上流の職域に挑戦していかないとキャリア設計が難しくなる可能性が高いでしょう。

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近未来を見てキャリアを拡張し続ける

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

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MarkeZine(マーケジン)
2024/04/02 09:30 https://markezine.jp/article/detail/45245

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