NTTデータは、6月27日、日本国内において大規模言語モデルをクラウド上で利用可能とするマイクロソフトの「Model-as-a-Service(MaaS)プラットフォーム」上にて「tsuzumi」の提供を2024年11月以降に開始することを発表した。
tsuzumiは、NTT研究所が約40年間蓄積してきた自然言語処理技術をベースにした大規模言語モデル。少ないリソースでのチューニングが可能なため、ユーザー固有の業界・業務特化型生成AIとしての利用できる。
今回同社は、Azureマーケットプレイス上で同サービスを販売し、MaaSとしてのサービス提供を行う。これにより日本国内の利用者は、Azure AI studio上でビジネスアプリケーションの開発やサービス提供が可能になる。また、Azureのマネージドサービスとして同サービスの実行環境が提供されるため、利用者は即座に利用が開始できるようになる。
今後同社は、同サービスを日本国内のみならず、グローバルに広く提供することを目指す。
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