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アイレップ、PINGPONGに広告クリエイティブのAI分析機能搭載を発表 マルチモーダルLLMを活用

 アイレップは、3月28日、「Creative Table PINGPONG(クリエイティブ テーブル ピンポン、以下、PINGPONG)」に対し、マルチモーダルLLM技術を活用した広告クリエイティブのAI分析機能を搭載したことを発表した。

 PINGPONGは、同社が開発した運用型広告のクリエイティブ制作に特化したAIワークフローシステム。独自のAI技術を駆使することで、クリエイティブ制作のワークフローをハイパーオートメーション化し、管理・制作工数の削減とデザイナーのクリエイティブ力向上を支援する。

 今回、新たに搭載する広告クリエイティブのAI分析機能では、マルチモーダルLLMを含む各種AIの活用により、様々な広告クリエイティブの要素分析を行う。要素の列挙だけでなく、メインコピーやキービジュアルを特定することで、生活者への訴求方法や与える印象を踏まえた体系的な分析が市場に対してできる。

 これにより、制作した広告クリエイティブを客観的かつスピーディーに分析が可能になり、広告クリエイティブ制作における品質・スピードの向上が期待される。

 また、サービス名や配信媒体・時期などの周辺情報の入力により、広告クリエイティブがどのようなマーケティング課題を解決するために制作されたものかの推定も可能。これにより、自社の広告クリエイティブが生活者に意図どおりに伝わるか、意図しない伝わり方をしてしまうリスクがないかの客観的な確認ができる。

新機能の利用イメージ

 今後同社は、広告クリエイティブの分析に加え、広告配信実績の分析やプランニングなどの領域でもLLM含むAIの利活用を加速化。より高度で効果的なマーケティングの実行を可能にするアップデート対応を進める予定だ。

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2024/04/01 08:45 https://markezine.jp/article/detail/45266

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