SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

Z世代のパソコン所有率、3割未満に/4人に1人が「テレビ番組は見ない」【日本インフォメーション調査】

 日本インフォメーションは、Z世代の情報収集・SNS利用についての調査を実施。Y世代、X世代との世代間比較を含めた結果を公開した。

Z世代のパソコン所有率は約28%

 まず、持っているデジタル機器を確認したところ、いずれの世代も「スマートフォン」が最も高く約9割が所持。「パソコン」はX世代以上の所持率が6割であるのに対し、Z世代では3割に満たない結果となった。また、Z世代は「テレビ」が21.0%、「DVD/Blu-rayプレイヤー」が8.5%と全体値を大きく下回った。

クリックして拡大

Z世代・Y世代はYoutube、X世代以上はGoogle検索を利用

 次に、普段どのようなサイト・アプリを使用しているのかを尋ねた。情報、まとめ・キュレーションサイトでは、「Google(検索)」がいずれの年代でも最も高くなった。「Yahoo!ニュース」はZ世代で19.0%、Y世代で30.3%に対し、X世代では58.1%と世代間で差が出た。

 SNSは「LINE」が最も高く、いずれの世代でも5割を超えた。2番目はZ世代が「Instagram」、Y世代・X世代以上が「X(旧Twitter)」となった。

クリックして拡大

 ショッピング通販サイトでは、Z世代・Y世代は「Amazon」、X世代以上では「楽天」がトップに。また、Z世代女性は「SHIEN」が31.2%と支持された。

 動画配信サイトでは「Youtube(通常)」がいずれの年代でも高い一方、「Youtube(ショート)」はZ世代の選択率が高く、特に男性は42.2%だった。

クリックして拡大

 さらに、普段使用しているサイトやサービスで頻度が高いものを3つ選択してもらい、その結果を上位5位までランキング形式にまとめた。すると、Z世代・Y世代では「Youtube(通常)」、X世代以上では「Google(検索)」が1位になった。また、Z世代女性は唯一「Google(検索)」がランクインしなかった。

クリックして拡大

Z世代の25%が「テレビ番組は視聴しない」と回答

 続いて、Z世代の各SNSの使い方を調査。Instagramでは「フォローしているアカウントの投稿を閲覧する(51.8%)」がトップとなり、次いで「ストーリーズに投稿する(46.8%)」も多く回答された。Xは「フォローしているアカウントの投稿を閲覧する」「時間つぶしのため」がともに47.1%で1位だった。

クリックして拡大

 また、普段日用品関連の商品を購入する際に参考にしている情報を調べると、Z世代・Y世代は「家族や友人のおすすめ・口コミ」が最多に。対してX世代以上は「店頭POPや商品パッケージ」がトップとなった。

クリックして拡大

 最後に、テレビ番組の視聴について質問。視聴方法を確認したところ、Z世代では「リアルタイム視聴(51.2%)」「録画機器に録画して視聴(28.8%)」がいずれも全体値より10ポイント以上低くなった。反対に「TVerの見逃し配信で視聴(30.2%)」はZ世代が最も高く、特に女性では39.7%となった。

 また、視聴シーンではZ世代は「テレビに集中する(20.7%)」が全体値より12ポイント低く、「テレビ番組は視聴しない(25.1%)」の選択率も他の世代より高かった。

クリックして拡大

【調査概要】
調査対象:全国16~69歳の男女
調査期間:2024年3月11日(月)~3月12日(火)
調査手法:インターネットリサーチ
サンプルサイズ:有効回収計 1,020サンプル
分析軸定義:Z世代…16~27歳、Y世代…28~43歳、X世代以上…44~69歳

【関連記事】
Z世代の半分以上に「推し」がいる/消費の優先順位は食費に続き「推し活」【日本インフォメーション調査】
半数の生活者が「時間に追われている」/特に10代はタイパを意識して行動【日本インフォメーション調査】
Z世代の5割がYouTubeに時間を使う/6割が男性の美容にポジティブ【日本インフォメーション調査】
Z世代の約半数が「野菜をよく食べる」と回答/酒類の消費傾向にY世代との差/日本インフォメーション調査
約8割が値上げを「実感」/値上げを最も実感する品目は「生鮮食品」 【日本インフォメーション調査】

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/05/31 13:45 https://markezine.jp/article/detail/45588

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング