マーケティングリサーチ事業などを行う日本インフォメーションは、生活者の値上げに対する意識・行動の変化を調査した。
値上げ「実感する」「やや実感する」は合計で79.3%
2022年に入り、日常生活で物・サービスの値上げを実感しているかを聴取。全体で「実感する」「やや実感する」が79.3%を占めた。
値上げを実感する品目トップは「生鮮食品」
値上げを実感する品目を聞いたところ「生鮮食品(57.9%)」「ティッシュ類(40.1%)」「インスタント麺(38.7%)」がトップ3だった。
購入頻度を減らす意向がある品目は「インスタント麺」
値上げにともない購入頻度を減らす意向のある品目を聞いたところ「インスタント麺」が全体トップに。性年代別に見ると、女性40代では「菓子・スイーツ・デザート類(42.5%)」をはじめ食品関連の品目が多く挙がった。
値上げにともない価格帯を下げる品目トップは「生鮮食品」
値上げにともなって価格帯を下げる品目について聞いたところ、男女ともにトップは「生鮮食品」。性年代別に見ると、女性10代では「メーキャップアイテム(37.7%)」「調理品(37.7%)」などが高い割合を占めた。
【調査概要】
地域:日本全国
対象:16~59歳男女
サンプルサイズ:有効回収計984サンプル
方法:インターネット調査
時期:2022年4月13日(水)~15日(金)
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