SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

NTTドコモら、生成AIを活用し店舗サイネージ広告配信の実証実験を実施 コンテンツ作成工程を半自動化

 NTTドコモ、インテージ、台信商店(以下、ダイノブ)、今村商事の4社は「生成AIを活用した店舗内サイネージ向け広告配信に関する実証実験」を2024年5月8日から6月28日の期間にて実施した。

 同実証実験では、サイネージ向け広告コンテンツを効率的に作成・配信できる仕組みを導入。小売業における売り場作りの支援を目指した。

 具体的には、スーパーダイノブ城南店においてダイノブが販売強化を希望する商品の広告コンテンツを、ドコモが生成AIを活用して作成。店内3ヵ所に設置されたインテージのサイネージ端末およびデジタルサイネージ配信システムを通じて、消費者の購買意欲の促進と販売増につなげる取り組みを行った。販売結果については、ID‐POSデータを今村商事がダイノブより取得・分析し、効果検証を実施した。

 同実証実験で作成した広告コンテンツでは、生成AIを活用することで作成手順のうち最大で3分の2の工程を半自動化することが可能に。通常外注で1週間程度かかる作成時間を、画像・動画を含めて最短で1時間以内に収めた。また作成した広告の表示期間(1商品あたり7日間)は平均で1.2倍、最大で3.3倍の売り上増加に寄与することが確認できた。

 今後は2024年10月より第2期として、活用する生成AIの追加を含めた広告生成の品質向上や運用自動化に向けた実証実験を行う予定だ。

【関連記事】
NTTドコモ、ドコモ・インサイトマーケティングの全株式をインテージHDに譲渡
インテージ、広告効果測定サービスのサンプルサイズと対象のYouTube広告フォーマットを拡大
インテージ、パネル調査データをSnowflakeと連携 各部門でのスムーズな利用が可能に
2024年のゴールデンウィークの予算は前年並みに/国内旅行の予算は約1万円増加【インテージ調査】
インテージ、全国消費者パネル調査「SCI」をリニューアル 対象カテゴリーとサンプル数を拡大

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2024/07/01 13:30 https://markezine.jp/article/detail/46106

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング