「東京ウォーカー」など、7都市の情報誌やサイトを手がける角川クロスメディアは、7月17日に「ウォーカープラス」をリニューアルし、雑誌編集部が入手し目利きをした情報をインターネットを通していち早くユーザーに届けるサービスを開始した。
“速報はインターネットで、また掘り下げた記事は誌面で”という、ウェブファースト手法は国内新聞社などでは当たり前となっているが、国内情報誌では「東京ウォーカー」「ウォーカープラス」が初めての試みだという。この試みのために各ウォーカー編集部は組織を変更し、新宿や銀座など、エリアごとに記者をはりつける体制をとっている。
角川クロスメディアは今後、ウォーカープラス内で提供する記事は、原則無償で外部プロバイダやインターネットメディアに対して提供することも予定している。
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