「誰に・何を・どうやって届けるか」戦略シートを作成
「誰に・何を・どうやって届けるのか」を落とし込んでいくために、下記の図のような「戦略シート」を用いてメッセージを定めましょう。あわせて、プロモーションのタイミングや発信のための施策、PR素材の設計などを行います。
戦略プランに合わせたPDCAサイクルの回し方とは
PR戦略のプランに沿って実際にPDCAサイクルを回していくためには、まず効果測定ができる体制を整えておくことが重要です。
広報・PRの効果測定では定量分析に加え、定性分析も必要となる場合が多いため、質的データも取得できるようにします。さらに、施策の目的や成功・失敗の基準、KPIを事前に定めておくことも大切です。こうしてゴールを見極め、計画を立てて実行します。
PR手法については、一般的な成功パターンを安易に取り入れるのはおすすめしません。同PR界や近しい商材でも、効果が出る手法は企業によって異なるからです。また効果にはターゲットやタイミング、マーケティング活動との連動といった様々な要因が影響します。そのため、広報成果のデータを可視化し、売上や認知度調査の結果といったKGIデータとの連動を確認しながら複数回トライすることで、KGIと連動しやすいPRメッセージやアプローチ媒体のパターンを見出していく必要があります。