新事業や産業の創造・成長支援を行うドリームインキュベータとデジタル庁は、日本プロサッカーリーグと協力し、マイナンバーカードのマーケティングへの活用における実証実験を実施する。
同実証実験では、マイナンバーカードより取得できる名前・性別・生年月日・住所の情報の、興行におけるマーケティングへの活用可能性を検証する。
具体的には、「川崎フロンターレ」「湘南ベルマーレ」の2クラブをホームとして行われるJリーグの公式試合(以下2試合)にて、マイナンバーカードを実験的に活用。試合当日の会場において、来場者の提示するマイナンバーカードから正確な住所情報を読み取り、情報に応じて特典を付与する。また、得られた情報の顧客獲得の有効性を検証する。
実証実験の対象イベント
・2024年11月1日(金)明治安田J1第35節 川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ
※川崎フロンターレがルヴァンカップ決勝に進出した場合は、10月30日(水)に変更
・2024年11月9日(土)明治安田J1第36節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌
これにより、マイナンバーカードを用いて取得した本人情報のエリアプロモーションへの活用や、特典受取時の本人確認による不正抑止の効果と課題について、評価・検証を行う。
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