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『MarkeZine』(雑誌)

第107号(2024年11月号)
特集「進むAI活用、その影響とは?」

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MarkeZine Day 2024 Autumn(AD)

国内総トラフィックがダウントレンドの中、データ分析から流入数増加につなげるヒントを得るには?

トラフィックを解析し、データドリブンな施策運用を実現

 ネット行動分析は、「全方位トラフィック」の解析によるサイト流入計画の立案、市場トレンドキーワードや他社プロモーション戦略の分析を、Similarwebで実施するところから始まる。分析の元プロモーション施策を実行し、アナリティクスを使って自社サイトのトラフィック流入を計測、プロモーションの効果検証ができる。

 またSimilarwebでは、自社サイトのURLを入力することで、自動的に類似したサイトをまとめて「市場」を形成する。その市場トラフィックから昨対比シェアを確認することでシェアを拡大している企業を選定でき、改善のための示唆を得られる。施策立案を行い、アナリティクスで施策の効果検証を行うことで迅速にPDCAを回していくことが可能となるのだ。

 とはえ、トラフィックがどこで発生しているかを見出して、自社施策に取り込むといっても、やはり難しく感じる人もいるだろう。そこで、米田氏は「トラフィックを取っている企業がどんな訴求をしているか、情報として集めていきます。既にアナリティクスは多くの企業が活用していると思いますが、トラフィックが頭打ちのため、キーワードがカギとなるのです」とポイントを示し、「どのようなキーワードを取るべきか、Similarwebで市場トレンドを察知でき、PDCAを回すことが可能となります」と述べた。

市場トレンドをいち早く察知し、施策に活かそう

 国内のトラフィックが頭打ちになっているが、少ないながらもトラフィックが拡大している企業は存在する。Similarwebを使ったネット行動分析で判明したキーワードが、トラフィック増加につながるヒントを与えてくれる。

 また、最近は生成AIで検索する人が増えている。海外では「3連休 北海道 予定」と検索すると、飛行機の時間やお店の場所などのタイムスケジュールを導き出してくれるサービスも広がっているという。Similarwebでは既にこの生成AIのデータも蓄積しており、検索・サイトアクセス・アプリ・生成AIといった4つのアクセスポイントから予想されるユーザー行動を確認できる、3つのサービスをリリースした。

 1つ目は、自社サイトの訪問前後でユーザーがどの外部サイトに訪問・接触し、コンバージョンに起因する態度変容につながったかを探る「ネットジャーニー分析」。ユーザーの8割超がサイト来訪前に購入や登録などの判断をするともいわれる中、どんな行動を経て自社サイトでのコンバージョンまで至ったのかを把握できる。

 2つ目は、ネット上の注目サービスや商品のトレンドがわかる「ネット市場トレンド分析」だ。たとえば、トラフィックを地図情報などのデータと照らし合わせることで、地域のニーズを調べられる。これにより、検索ボリュームの多い地域を割り出して、出店計画などに活用が可能となる。

 3つ目は、主要な生成AIを活用した質問のトレンドと回答がわかる「生成AIトレンド分析」となる。「これらのサービスは既に米国やヨーロッパで実績を出しており、日本でもデータを活用した売り上げにつながる、効率的なマーケティング施策が期待できます」と米田氏は語り、セッションを締めくくった。

Similarwebのデータや分析内容について、ご質問およびご相談をされたい方へ

 本記事およびSimilarwebで取得できるデータや分析内容についてご質問・ご相談をされたい方は、marketingjp@similarweb.comまでご連絡いただくか
Similarwebサイトの問い合わせフォームより、お気軽にお問い合わせください。

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この記事の著者

西原 小晴(ニシハラ コハル)

 京都府立大学農学部出身。前職は大手印刷会社にて化学物質管理のシステム開発&管理者。退職後、化学・建設・環境法規制などの知識を活かして大手企業のライティングを行う。現在はリードナーチャリング、セールスライティングをメインとするマーケターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:SimilarWeb Japan KK

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2024/11/25 10:00 https://markezine.jp/article/detail/47000

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