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広告予算の平均約4.9%が“搾取”されている 対策のプロが語るアドフラウドの最新状況と対策

「MFAサイト」などブランドを毀損する配信先が存在

 「Spider AF」の導入数は国内で伸長しており、2023年の1年間で解析したクリック件数は約30億件。また、導入企業は、Web/アプリサービス、不動産、通信、買取/店舗誘導、金融、旅行、美容/エステ、通販/ダイレクト、アパレル、BtoBビジネス、人材まで業種・業界問わず幅広く利用されている。月間15万クリック以上で、月額3万円から利用可能だ。

 実際に、導入企業である北の達人コーポレーションからは「広告媒体が無効クリックと認めて返金額が増加広告運用でのクリエイティブのPDCA精度が向上した」と好意的な評価を得た。他にも「媒体側の機械学習の精度向上につながった」「出稿金額の2%の返金対応があった」「導入後1ヵ月で65%の大幅改善ができた」など多くの企業から好意的なコメントが寄せられている。

 同社では「アドフラウド診断」を無料で実施している。最長1ヵ月にわたって、「どの媒体で、どの程度クリックがあったか、被害額はどれくらいか」などが詳細にわかるレポートを発行する。加隈氏は「健康診断ぐらいのモチベーションで使っていただければ」と話す。

 また、加隈氏は「Spider AF」の2つ目の機能である「ブランドセーフティ対策」についても説明した。

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 これは、公序良俗に反するサイト、海外言語サイト、誤クリックサイト、武器、宗教・占い、ギャンブル、ポイントサイト、まとめサイト、政治、ゲームといったブランドイメージが損なわれるサイトへの出稿を検知・配信先からブロックできる機能だ。

 「低品質なサイトの例としてMFA(Made-For-Advertising)サイトというものがあります。これは、コンテンツよりも広告への誘導を目的とするサイトのこと。このサイトは裏側でアドフラウドを行っている場合もあり、注意する必要があります。こうしたサイトのデータベースも当社にあるため、ユーザーの配信先と突合させ、掲載してしまっている広告枠を自動で検知・ブロックし、その分の広告予算を最適に分配できます」(加隈氏)

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不正転売ヤーの撲滅にも効果を発揮

 アドフラウドとは別に社会で顕在化してきた問題の一つに、不正転売がある。これも多くの企業が頭を悩ませる課題だが、「Spider AF」では不正CVの検知が可能であるため、「不正転売ヤーの撲滅」にも効果を発揮するという。

 加隈氏によると、現在の不正転売では、いわゆる“転売ヤー”が組織的に初回購入商品を仕入れ、それを定価で販売することで利益を生んでいるケースが多い。具体的なフローは、まず不正転売業者が副業希望者を雇用し、各ショップにおいて初回購入価格で商品を大量に購入させる。雇われた購入者は商品が手元に届くと、それを業者に送付。その後、業者はショップを立ち上げ、それらの商品を定価で販売し、利ザヤを儲けるという仕組みだ。

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 同社では、その実態を把握するため、副業希望者として転売ヤーとやり取りしたことがあった。転売ヤーからは50~60の購入リストが送られ、1リスト分を購入するごとに500円が支払われるシステムだったという。また、転売ヤーが狙い目の商品をまとめたリスト自体も、業界内で販売されていることがわかったと加隈氏。

 ここで問題なのは、商品の販売事業者が「一般客なのか転売ヤーなのか見分けがつかない」ことにある。しかし、この問題も「Spider AF」を使えば解決できるという。「Spider AF」は導入企業間における同一期間の購入(買い回り)の検知が可能。ここから、不正転売特有の通常では起こり得ない購買行動を検知するのだ。

 導入企業はLP/サンクスページにタグを設置すれば、不正な注文を自動で解析でき、不正注文状況も「アドフラウド」と共通のダッシュボードでリアルタイムに可視化できる。

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 「検知されたユーザーは即時反映されるため、商品の発送を前もって止められ、配送費用の削減につながるほか、本来のCV率、正しいパフォーマンスが見ていただけることになります。解析に関しては個人情報を使用していないため、プライバシー問題もクリアできます」(加隈氏)

 不正転売に関しても同社では無料診断を行っているという。アドフラウドも含め、国内の被害実態を鑑みれば、自社の状況を把握する価値は大いにあるだろう。

Web広告の成果を最大化するアドフラウド対策ツール「Spider AF」

 お使いの広告費の40%がムダになっている可能性があります。売上を最大化させるには、ムダな広告費を削減することが必須です。

 本記事で興味を持たれた方はSpider Labs公式サイトからお問い合わせください。

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この記事の著者

太田 祐一(オオタ ユウイチ)

 日本大学芸術学部放送学科を中退後、脚本家を目指すも挫折。その後、住宅関係、金属関係の業界紙での新聞記者を経て、コロナ禍の2020年にフリーライターとして独立。現在は、IT関係を中心に様々な媒体で取材・記事執筆活動を行っています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社Spider Labs

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2024/10/17 10:00 https://markezine.jp/article/detail/47048

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