電通と電通デジタルは、10月15日、広告コピー生成ツール「AICO2（アイコ ツー／AI Copy Writer 2）」を活用し、手軽に音声広告を制作できる「AICO AUDIO AD PROJECT（アイコ オーディオ アド プロジェクト）」を発足し、顧客企業向けにサービスの提供を開始した。

　AICO2は、電通のコピーライターによる思考プロセスを学習させたAI。心に響くメッセージの開発から、音声広告の原稿案の生成、BGMや効果音の活用、編集までの作業をワンストップかつ短時間で実行可能だ。

　今回発足したAICO AUDIO AD PROJECTでは、AICO2が生成する質の高いキャッチコピーをもとに、15秒～60秒程度の音声広告原稿を生成。その原稿を基に、音声AIソフトなどを活用し、最短約1時間で音声広告素材を制作するワークフローを構築している。

　これにより、作業時間やコストの削減に加えて、性別、年代、居住地、番組の聴取履歴や興味・関心など、オーディエンス特性に最適化した音声広告素材が多種類用意可能。広告効果の向上にもつなげられる。

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