ウェビナーからYouTubeに切り替え、成果を上げてきたミスミ
Q1.リアル回帰して以降、マーケティング予算のオフライン/オンラインの比率はどのように変わりましたか?
リアル回帰後、コロナ禍は控えていた展示会出展、顧客事例制作のための顧客訪問を再開しました。オフライン/オンラインの予算比率は、コロナ禍とは関係なく、施策の投資対効果を見ながら可変的に決めています。
Q2.ウェビナー施策と展示会施策は、どのように使い分けていらっしゃいますか?
弊社は、機械部品調達のAIプラットフォーム「meviy(以下、メビー)」を展開しています。
サービス開始当初からSNS運用やテレビCMなど、認知獲得を目的とした施策を大規模に展開してきました。一定の認知が取れてきた2022年から、利用方法を解説するウェビナー施策をスタートしました。
しかし、ウェビナーは、ライブ配信で様々なコンテンツを用意する工数やコストがかかったこと。また、お客様から「ライブ配信だと視聴できない。アーカイブ配信をしてほしい」「動画なら社内に共有しやすい」といった声があったことから、現在はウェビナーの代替手段としてライブ性に縛られず、他社員にも共有可能なYouTubeを活用しています。
展示会は、我々のサービスをご利用いただいているお客様の声を聞くよい機会です。そのため、運営はマーケティングチームが担当していますが、開催時は事業部各部門から社員が参加しています。
Q3.社会がリアルに回帰して以降、マーケティングや営業の現場で感じる変化はありますか?
メビー事業では、営業担当者だけでなく、マーケティングやシステム開発、機械部品製造を担当している生産担当者も定期的にお客様へのヒアリングを行っています。
そのため社会がリアルに回帰して以降、各部門のメンバーがお客様の現場に訪問させていただき、直接ご要望をお伺いする機会が増えたことによって、プロダクト開発や施策の改善スピードが速くなったと感じます。