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電通、放送局と連携しファンコミュニティの活動を支援 独自のデジタルアイテムを活用

 電通は、11月29日、CRM基盤構築ツール「みんなのあしあと」を活用して、エリア密着型のファンコミュニティ支援の取り組み開始を発表した。

 同取り組みでは、放送局のスポーツ番組などを通じて独自の「デジタルアイテム」を配布。スポーツチームの試合やイベントの集客を支援しつつ、番組と地域のファンが便利で持続的につながる活動をサポートする。

 2024年11月には、福島中央テレビの「KICK OFF! FUKUSHIMA」と山口朝日放送の「KICK OFF! YAMAGUCHI」で同ツールを活用したデジタルおみくじを配布。生活者はデジタル抽選に参加し、好きなスポーツチームの無料招待チケットやオリジナルグッズを獲得した。この取り組みの結果も一因となり、レノファ山口FCは前年度比138%、福島ユナイテッドFCは前年度比146%の集客を達成した。

 今後同社は、番組を視聴していない方や他県エリアへもコミュニティを拡張。スタジアムや地域店舗への集客に貢献するとともに、地域活性化においてハブとしての機能を果たす放送局の支援を行っていく。

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MarkeZine(マーケジン)
2024/12/02 08:00 https://markezine.jp/article/detail/47653

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