共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは、「若者のトレンド意識に関する調査」の結果を公開した。同調査は、TOKYO FM「馬渕・渡辺の#ビジトピ」との共同調査「馬渕・渡辺の#ビジトピ with Pontaリサーチ」として実施したものだ。
トレンド誕生から衰退までの期間は、「3ヵ月以内」が56.7%に
まず、トレンド誕生から衰退までどれくらいの期間がかかると感じるか聴取したところ、「2~3ヵ月」が最も高く全体の30.0%となった。「1ヵ月(21.0%)」「1週間以内(5.7%)」も合わせると、3ヵ月以内にトレンド衰退を感じる人の割合が56.7%となり、過半数を占めた。
15~24歳、25~29歳の年齢層に分けて性別で見ると、女性の15~24歳では63.7%が「3ヵ月以内」と回答した。
また、トレンドの移り変わりの早さについてどう感じるか尋ねると、全体の56.3%が早い(「非常に早い」「やや早い」の合計)と答えた。女性の15~24歳は早いと感じる割合が6割を超え、他と比較して高かった。
およそ半数がトレンドに遅れを感じた経験あり
次に、「自分自身がトレンドに遅れている」と感じた経験があるか質問すると、全体の49.4%がある(「よくある」「たまにある」の合計)と回答。特に、女性の15~24歳が最も高かった。
また、トレンドを追うことにストレスを感じるか聴取すると、全体の19.1%がストレスを感じる(「非常に感じる」「やや感じる」の合計)と答えた。
新しいトレンドに敏感な人は約4割
続いて、自身が新しいトレンドに敏感であるか尋ねたところ、40.6%が敏感である(「非常に敏感」「やや敏感」の合計)と回答した。
トレンドの発信においては、「頻繁に発信している(2.4%)」「ときどき発信している(11.8%)」を合わせた発信者は14.2%だった。
新しいトレンドを知るきっかけを聴取したところ、「ソーシャルメディア(64.2%)」が2位以降と差を付けてトップとなり、「友人や知人(20.5%)」が続いた。
トレンドを知るために最も利用するソーシャルメディアは、全体では「Instagram(28.0%)」「X(25.2%)」が上位に。性別で比較すると、男性は「X(30.1%)」、女性は「Instagram(38.7%)」がそれぞれ3割を超えトップだった。
また、トレンドの変化を最も感じる分野では「ファッション(22.2%)」「音楽(20.6%)」が上位に挙がった。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024年11月1日(金)~11月6日(水)
パネル:「Pontaリサーチ」会員
調査対象:国内在住の15~29歳
有効回答数:1,605人
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