世界で6億4,000万人以上が利用するオーディオストリーミングサービスSpotifyは、広告主とポッドキャストリスナーを結びつける広告マーケットプレイス「Spotify Audience Network(以下、SPAN)」の日本での本格提供を開始した。
SPANは2023年11月より特定パートナー限定でベータ版を提供してきたが、今後は国内すべての広告主が利用可能となる。
同サービスは、Spotify内のポッドキャスト番組に加え、TBSラジオなど主要サードパーティパブリッシャーやクリエイターの番組まで幅広くカバーしているため、Spotify内外のポッドキャストリスナーにリーチできる。ベータ展開では、広告サポート付きの音楽キャンペーンと比較して、平均90%以上のユニークリーチを達成したという。
広告主は、デモグラフィック、位置情報、コンテキストなどのターゲティング機能を活用し、求めるオーディエンスにアプローチできる。また、あらゆる規模のポッドキャスターに収益化の機会を提供するとしている。
【関連記事】
・Spotify、2024年版「Culture Next」を発表 Z世代のカルチャートレンドを調査
・Spotify、第一回「Spotify Hits」を開催 日本KFCがグランプリに選出
・YOASOBIの「アイドル」、2023年に国内で最も再生された楽曲に【Spotify調査】
・ニールセン、音楽・音声配信サービス利用状況を発表/利用者数1位は「Spotify」の月1,257万人
・利用者数が最も多い音楽配信サービスTop2は「Spotify」「Apple Music」/ナイル調査