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トレンダーズ、SNSのユーザーインサイトを研究する部門を設立 一橋大学大学院 本武准教授が顧問に

 トレンダーズは、SNSにおけるユーザーのインサイトに関する原理や法則を科学的に解明する研究部門「SNS Insight Lab.」を設立した。

 同組織は、機械学習・生成AI・認知科学などの技術を活用して、SNSが生活者に与える影響とそのプロセスを理学的に解明・可視化することを目的に設立されたもの。一橋大学大学院 ソーシャル・データサイエンス研究科の本武陽一准教授を顧問に迎え、データ(帰納的アプローチ)と理論(演繹的アプローチ)を融合させ、SNSマーケティングの進化を目指す。

一橋大学大学院 ソーシャル・データサイエンス研究科 本武陽一准教授
一橋大学大学院 ソーシャル・データサイエンス研究科 本武陽一准教授

 具体的には、機械学習と生成AIを用いてSNS投稿からユーザーが受ける感情を30項目に分類し、指標化。投稿キーワードの感情的影響を詳細に分析し、SNSによるユーザーの内的状態への影響を定量化していく。

 またMRIを使用して脳活動を測定し、SNS投稿者の感情やその投稿に対する反応、クリエイティブ評価など、潜在的な側面を分析する脳機能解析も実施。これらの研究から得られた知識や成果はリリースや学術論文として発表し、SNSマーケティング業界全体の発展への寄与を図る。

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MarkeZine(マーケジン)
2024/12/23 12:45 https://markezine.jp/article/detail/47862

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