エンターテインメント業界に向けたデータ×デジタルマーケティングサービスを提供するGEM Partners(ジェムパートナーズ)は、「映像」「マンガ」「書籍」「家庭用ゲーム」「アプリゲーム」「音楽(アーティスト)」「ラジオ・ポッドキャスト番組」の7メディアにおける、2024年のエンタメブランドランキングを発表した。
同ランキングは、メディア・サービス・ジャンルを横断したエンタメブランドのリーチを比較・評価することを目指した指標「リーチpt」をもとに集計したものだ。
「ポケモン」「ツムツム」がアプリゲームでリーチを集めて上位に
まず、7メディアを横断したリーチptの年間ランキング1位は、65,578ptを集めた「ポケットモンスター」が獲得。メディア別内訳ではアプリゲームが約8割を占有した。アプリ内訳を見ると「Pokémon GO」に加え、2023年リリースされた「Pokémon Sleep」や2024年10月30日に配信された「Pokémon Trading Card Game Pocket」がリーチに貢献した。
2位は「LINE:ディズニー ツムツム」となり、アプリゲームにおいて単体の同名アプリのみで95%とリーチを集めた。また1位、2位ともにアプリゲームをメインにポイントを集め、3位以下と大きく差を付ける結果となった。
3位は42,184ptで「ONE PIECE」となり、マンガや映像など多様なメディアでリーチを集めた。4位はNHK連続テレビ小説「虎に翼」、5位はアーティストの「Mrs. GREEN APPLE」がランクインした。
また、トップ20で今回初登場したのは4位「虎に翼」と14位「光る君へ」となり、どちらも2024年に放送を開始したテレビドラマ関連のエンタメブランドだった。
【調査概要】
集計期間:2024年1月第1週(1日~7日)~12月第1週(2日~8日)
※リーチptとは、エンタメブランド名を冠したコンテンツに1日あたりに接触した延べ人数を集計期間で合計した値。日本国内在住の男女15歳から69歳を対象に、毎月延べ10万人規模で調査を実施
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