SMNは、講談社が運営するデジタルマーケティングサービス「OTAKAD」への技術提供を開始した。

　「OTAKAD」とは、講談社が運営する10以上のWebメディアに訪れたユーザーの記事閲覧データを活用し、Web面への配信に特化した広告配信サービス。講談社が持つユーザーの記事閲覧データや各メディア側のデータからユーザーの興味関心を抽出し、熱狂や理解深度、頻度を解析して最適な広告配信を行う。

　今回の技術提供により、SMNの広告配信技術と講談社が持つファーストパーティデータを活用した配信手法を融合。サードパーティCookie規制に対応した配信を実現し、「OTAKAD」の広告効果の向上に取り組む。

　これによって、従来のサードパーティCookieを用いた広告配信に加え、インティメート・マージャーが提供する共通IDソリューション「Intimate Merger Universal Identifier」を用いたSafariブラウザ面に対する広告配信が可能となる。

　また今後、同技術提供を通じSMNは、講談社の目指すコンテンツ型広告の市場化に向けた支援を行っていく。

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