ブランディング=センスで片付けず、地道に検証していきたい
MarkeZine:ブランド・パワーを活用した取り組みを始められて、ちょうど1年。2024年に策定した戦略を、2025年は実行していく段階になると聞いています。最後に2025年の展望をお聞かせください。
山田:ブランディングは、ともすると定量化が難しい“センス”の領域になってしまいがちだと感じています。「著名なクリエイターに広告を手掛けてもらう」といった案が議論の俎上にのることもある中、ブランド・パワーを起点にした取り組みを通して、やはりステークホルダーが共通認識を持てる定量的なファクトをもとに施策を実行し、検証することの大切さを実感しました。
JQ CARDは、今はまだ抽象度の高い施策でホームランを狙いにいくようなフェーズではありません。ブランド・パワーを基に設計した戦略を実行に移し、また検証して課題を見つけていくという活動を地道に行っていきたいです。
木村:Brandismとしては、2025年はしっかり結果に繋げていきたいという目標があります。戦略をデリバリーして終わりではなく、それがビジネス成長に繋がるところまで併走していきたいです。

MarkeZine:本日はありがとうございました。木村さんを講師に迎えた「ブランディングの効果検証に特化した専門講座」は3月18日に開催予定です。ブランド・パワーの理論解説はもちろん、ワーク形式で実際に手を動かしながら、数字の見方や分析方法を学ぶ時間もあります。ブランディング、ひいてはマーケティングの効果検証に課題を感じている方は、ぜひ詳細をご覧ください。
3月18日(火)に『ブランディングの「効果検証」に特化した専門講座』を開催! BtoC、BtoBどちらのマーケターにもマッチするカリキュラムとなっています。詳細はMarkeZine AcademyのHPをご覧ください。
