電通は1月28日、国内電通グループ8社と共同で、"誰一人取り残されない"コミュニケーションの実現を目指す「みんなのコミュニケーションデザインガイド」を制作し、一般公開を行った。
同ガイドは、国内電通グループ9社の知見を生かし制作したもの。dentsu Japan横断でDEI課題に対するソリューションを開発・提供する専門タスクフォースである「dentsu DEI innovations」や、有識者6人が協力した上で作成に取り掛かった。当事者一人ひとりのニーズとコミュニケーション時のポイントや留意する事項、イベントスペースやグッズ、動画コンテンツ・CM、ウェブサイト・アプリなど多岐にわたるコミュニケーションメディアにおいて、多様性の課題に対応した事例やソリューションを集約している。
同ガイドは、dentsu Japanの従業員約2万3,000人が業務を行う上での正しい知識習得に加え、業界を超えて多くの人々が幅広く活用することができる。
同社は今後もDEIのさらなる推進に取り組み、電通グループの経営方針である「B2B2S(Business to Business to Society)」を実現し、社会課題解決への貢献を目指す。
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