エンタメデジタルサービスの事業開発や、Web3領域におけるIP開発・マーケティングを手掛けるKultureは、コミュニケーションサービス「KLEW(クルー)」を2024年11月28日に発表した。
同サービスは、同一公演のライブチケットを保有するファン同士や、出演するアーティストとファンがデジタル上でコミュニケーションを取れるプラットフォーム。ファンのロイヤリティ向上を目的に開発された。
AIを活用したチケット認証機能により、来場ユーザーの情報をアーティスト・マネージメントへ還元するとともに、チケット保有者のみが参加できるコミュニケーションスペースを提供する。
主な機能として、チケット認証されたユーザーと出演アーティストのみが参加できるチャンネル、金銭的価値を持たせたメッセージの送信機能「スーパーメッセージ」。加えて、ファンのロイヤリティを証明するバッジとNFTトークンの発行などを実装している。今後、バッジやトークンを保有するファンに向けた優待機能の導入も検討中だ。
ローンチ時の利用アーティストとして、君島大空とThe Novembersの公演で導入される。The Novembersの小林祐介氏は「ライブに来た人だけを招いて、余韻を共有する打ち上げのようなコミュニケーションの空間を作ってみたかった」とコメントしている。
今後、同サービスは音楽以外にも、演劇、スポーツ、映画など、チケットを介した表現者とファンが存在する市場への展開を予定している。
【関連記事】
・【耳から学ぶ】ポイントサービス満足度第1位は「楽天」/推し活費用の理想と現実【ニュースランキング】
・推し活費用の理想と現実のラインは?松井証券「推し活とお金に関する実態調査」を実施
・楽天ブックス、総合エンタメメディア「推し楽」を開設 ジャンルごとの情報や推し活に便利な機能を提供
・Z世代の欲求を満たす体験価値の設計とは?4,000名「推し活」調査から導く【参加無料】
・ウィゴー、スペースモールとアライアンス契約を締結 「推し活」文化の発展・拡大を推進