ラバブルマーケティンググループは、インバウンドプロモーション事業を行う新会社「インバウンド・バズ」を2025年2月に設立すると発表した。
新会社は、インバウンド(訪日客)誘致のためのサイト運営やコミュニティ運営、プロモーション企画・運用などインバウンドプロモーション事業を行う。代表は、ラバブルマーケティンググループの子会社で、タイを拠点にインバウンドプロモーション支援事業や東南アジアのマーケティング支援事業を行うDTK AD代表の木村好志(きむらこうじ)氏が務める。
新会社の設立と同時に、タイの訪日観光客向けメディア「Talon Japan」の運営事業をTALONTRAVELから譲受。同メディアは、Webサイトに加え、日本や日本旅行に関心の高いタイ人100万人以上が参加するFacebookグループを運営している。同メディア運営では、タイからの観光客を誘致したい日系企業や、地方自治体の情報を広告掲載し、インバウンドプロモーション支援を行う。

同社は今後、Talon Japanの運営の他、複数国のメディア運営やプロモーション事業を行うなど、近年ニーズが高まるインバウンド事業のサービスを広げ、より多くの日系企業や地方自治体などのインバウンドプロモーション支援を目指す。
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