直帰率40%は高いのか?
一般論として、直帰率は40%以下に抑えたいなどと言われます。実際のところ、直帰率が5%以下の凄いサイトを見たことがあれば、悲しいかな、95%以上のサイトも見たことがあります。また流入経路等によっても直帰率は大幅に異なります。そのため、40%という数字は参考程度に理解するに留めるのがよいでしょう。では直帰率とはどう付き合えばよいのでしょうか?
一口に直帰率といっても、ページ単位や流入経路単位で見ると、その値は大きく変わってきます。その中でまずはページ別の直帰率を見るのがよいと思います。そのときページ別の直帰率だけではなく、直帰数もあわせてチェックしてください。
ページ別の直帰率・直帰数を把握すれば、問題となっているページが明らかになるでしょう。問題ページが特定できたらそれを改善!とアクションする前に、そのページのリンク元URL別の直帰率と、検索流入が多い場合はワード別の直帰率をチェックしてみてください。リンク元URLと検索ワードを見れば、そのページに流入するユーザーの背景を推察することができます。
ユーザーの背景を知らずに改善するのと、理解したうえで改善するのとでは、その効果は大きく違ってきます。