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LINEヤフーと電通、電通デジタルの共同分析基盤「SynWA project」とは?活用方法を聞く

どのような企業に「SynWA project」が効果的か?

MZ:どのような企業が「SynWA project」を活用でき、効果を期待できるのでしょうか。

坂田(LINEヤフー):業種や業態、出稿量を問わず、幅広く活用いただけます。ご要望に応じた分析を実施しますので、「このような分析をしたい」「こんなことは可能か」など、お気軽にご相談ください。

大下(電通デジタル):既にYahoo!広告とLINE広告の両方に出稿しているクライアント様にとっては、それぞれの施策を“別々のもの”として扱うのではなく、相互の関係性や相乗効果の可視化が可能になります。たとえば、Yahoo!広告で獲得したユーザーがLINE広告でどう反応したか、その逆はどうかといった、施策間のつながりが見えるようになります。これにより、メニューを跨いで狙い通りの動きができているのか、どこに改善余地があるのかまで、一気通貫で把握できます。

 また、どちらか一方(Yahoo!広告またはLINE広告)のみで広告展開をしているクライアント様にとっても有用です。「リーチを広げたい」「広告のリフト効果を高めたい」など次の一手を模索している場合、今出稿していない媒体にチャレンジすることで両者を同じ指標・同じ軸で評価でき、より明確な効果検証と改善が可能になります。

 そして、現時点でYahoo!広告・LINE広告どちらにも出稿していない企業様にも活用可能です。最初から両媒体を統合的に捉えたアプローチを設計できるため、効率的かつ効果的なマーケティング施策のスタート地点としてご活用いただけます。

相原(LINEヤフー):プライバシーとセキュリティの観点でも、「SynWA project」で提供する分析環境は社内で厳格な確認体制を構築しています。どのようなデータを活用するのか、分析内容が適切かについて、社内のデータポリシーを管轄する専門部門に都度確認を行う座組みとなっています。セキュアな環境下でプライバシーに配慮しながら分析が行えるよう整備しています。

活用可能性は無限大。企業の数だけ分析・活用の形がある

MZ:最後に、今後の展望をお聞かせください。

坂田(LINEヤフー):これまでYahoo! JAPANとLINEは別々の媒体として、クライアント様や代理店様に認識されていた面がありました。2023年10月の合併後は、それぞれの媒体の特徴を活かし相乗効果を発揮することを考えてきました。

 「SynWA project」で提供する分析環境では、Yahoo!広告がLINE公式アカウントにどの程度寄与しているかや、LINE公式アカウントを友だち追加したユーザーのその後の行動も分析可能です。これまでYahoo!広告のみを利用いただいていたクライアント様には、「SynWA project」での顧客分析や効果検証も含めて、LINE広告やLINE公式アカウントを組み合わせた統合的なご活用を検討いただければと考えております。

 一方、LINE広告やLINE公式アカウントのみを活用いただいていたクライアント様は、Yahoo!広告での友だち獲得からメッセージの配信まで一連で分析と顧客管理を行っていくことで、LINEの価値をさらに向上させることが可能です。フルファネルでのサポートを提供してまいります。

大下(電通デジタル):「SynWA project」はまだ発足したばかりのため、LINEヤフーと電通グループが一丸で日々の検証と工夫を重ねながら、より良いサービスへと磨き上げている最中です。だからこそ、クライアント様のご要望によってプロジェクト自体も成長していくといえます。

 本プロジェクトは使えるデータが幅広く、それらをどう掛け合わせるかの可能性も多岐にわたります。クライアント様それぞれの課題や成長に向けた打ち手があり、クライアント様の数だけ「SynWA project」の形があると考えています。ぜひ課題や成長戦略についてお聞かせいただき、最適な手法を一緒に考えられれば幸いです。

SynWA projectメンバー集合写真
「SynWA project」メンバー
株式会社電通:福田真大、新川祥史、赤澤新之介、針原千尋、岩佐太雅、黒川大輝、甘利早
株式会社電通デジタル:大下酬人、栗山和子、坂戸美輝、小林大剛、丸山枝里子、金岡実莉、鈴木宏和
株式会社LINEヤフー:相原茉鈴、榮枝雄史、坂田凌、植田翔大、栗原秋紀子、赤尾関健

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この記事の著者

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社電通デジタル

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/08/21 10:00 https://markezine.jp/article/detail/49319

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