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MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

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MarkeZine Day 2025 Retail

MarkeZine Day 2025 Autumn(AD)

来店者の半数に行動変容を起こす「ミセメディア」 ぐるなび×エプソン販売が描く体験型メディアの可能性

【注:この記事は広告記事です】  マーケティング手法が多様化・効率化していく一方で、リアルな体験を通じた顧客コミュニケーションが再注目されている。なかでもこれまでメディア化していなかった「飲食店」という舞台にフォーカスした体験型メディアが「ミセメディア」だ。MarkeZine Day 2025 Autumnでは、「ミセメディア」の開発に携わったぐるなびの西本愛咲子氏、エプソン販売の小西恵理子氏が登壇。飲食店ならではの偶発的な出会いが生み出す価値や、具体的な効果事例を解説した。 

ぐるなび×エプソン販売が始めた飲食店内での広告メディア

 飲食店情報サイト「ぐるなび」を運営するぐるなびと、プリンターやプロジェクターを販売するエプソン販売。一見すると接点が少ない両社がタッグを組んだのには、どのような背景があったのだろうか。

 「ぐるなびは30年以上にわたり飲食店を支援してきましたが、コロナ禍以降の原価高騰や人手不足により、店舗経営は年々厳しさを増している状況です。従来のWebメディアによる集客支援だけでなく、新たなかたちで飲食店のみなさまのお役に立てないかと手段を模索していました。そのような中、既存のビジネスにとどまらず新規事業を通じて顧客課題に応えたいと考えていた、エプソン販売と出会ったのがきっかけです」(西本氏)

 そんな両社が共同開発した新しいプロモーションサービスが「ミセメディア」だ。2025年1月にスタートした同サービスのコンセプトは、「五感で、つながる、好きになる」。企業や地域に眠る魅力やストーリーを飲食店という場所から発信し、未来のファンを生み出す体験型の新たなメディアとなっている。

 大型ディスプレイでの映像放映やタイアップメニュー開発・提供といった多彩なプロモーション手法は、まさに「五感」を刺激するもの。ぐるなびならではの飲食店ネットワークを活かして厳選した合計32店舗(2025年9月時点)で実施可能だ。デモグラフィックなターゲティングのみならず、「女性に人気のイタリアン」「ビジネスマンが会食に使う高単価の飲食店」といった用途に応じたセグメントができるのも、「飲食店メディア」ならではの特徴と言えるだろう。

株式会社ぐるなび 飲食店メディア化事業推進部 飲食店メディア化商品企画G G長 西本 愛咲子
株式会社ぐるなび 飲食店メディア化事業推進部 飲食店メディア化商品企画G G長 西本愛咲子氏

来店した半数に行動変容を起こす「ミセメディア」の広告効果

 「ミセメディア」で実施可能な施策は主に3つ、「映像放映」「店内プロモーション」「アンケート取得」となっている。

 映像放映は店内サイネージに動画を流す施策。商品のこだわりやストーリーを伝え、来店客の認知を自然に高めていくことが可能だ。店内プロモーションでは、商品をメニューのひとつに加えて提供することはもちろん、商品を使ったオリジナルメニューを飲食店と協力して開発することもできる。

 なお、販売だけでなくサンプリングとして無償提供することも可能だ。加えて、メニューを注文してくれた人やサンプルを受け取ってくれた人へ、体験直後の生の声をアンケートにて取得し、リアルな感想や印象を定量・定性で調査することも可能となっている。

 ここで西本氏は「映像放映」に着目し、「実際、飲食店内の映像をどのくらいの人が見ていると思いますか?」と会場に問いかけた。

 「ミセメディア」のテストマーケティング結果では、店内で放映されている動画の平均視聴率は68.4%。また、5分以上視聴した人は65.6%の結果となり、そのうち5人に1人は「15分以上見た」と答えている。そして、注目すべきは高い行動変容率。70%の人が映像を見て、注文したり、話題にしたりといった何らかの行動をとったという結果が出た。

 「ここまでのデータを踏まえると、たとえば100人来店した場合、約70人が映像を見て、そのうちの70%である49人が行動をとる、という計算になります。つまり、来店した半分の人に行動変容が起きる。それが『ミセメディア』です」と、西本氏は映像と食体験を組み合わせた施策ならではの高い広告効果を強調した。

次のページ
飲食店が「広告メディア化」されていなかった3つの理由

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この記事の著者

安光 あずみ(ヤスミツ アズミ)

Web広告代理店で7年間、営業や広告ディレクターを経験し、タイアップ広告の企画やLP・バナー制作等に携わる。2024年に独立し、フリーライターへ転身。企業へのインタビュー記事から、体験レポート、SEO記事まで幅広く執筆。「ぼっちのazumiさん」名義でもnoteなどで発信中。ひとり旅が趣味。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:エプソン販売株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2025/10/21 10:00 https://markezine.jp/article/detail/49883

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