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KADOKAWAやトラックメーカーの事例も studio15がTikTokとショートドラマ活用を解説

 今やTikTokは若年層に限らず、幅広い世代にアプローチできるプラットフォームに成長している。しかし、ショート動画というコンテンツの特性上、まだまだ企業での活用は広がり始めたところだと言えるだろう。今年3月にCreatorZine編集部が主催したオフラインイベント「Creators MIX 2024」には、これまで300社以上のTikTok支援を行ってきたstudio15が登壇。BtoB企業とBtoC企業それぞれにおけるTikTok活用のヒントを、実際のクライアントとともに語った。

今、企業がTikTokを始めるべき理由

 studio15は2019年の設立以来、TikTokに特化したマーケティング・クリエイティブ支援を行ってきた。広告代理店機能とクリエイター事務所の両方の機能を持つことで、幅広い提案が可能になっている。また、同社の動画コンテンツ制作に携わるメンバーは、半数以上が現役または元クリエイターである点も大きな特徴だ。

 TikTokの活用にはさまざまな可能性があるなかで、同社のクリエイティブ事業部でリーダーをつとめる畠山氏は「今こそショートムービー、とくにTikTokが狙い目」だと話す。というのも、とくに企業は動画コンテンツまで手を回せていないことが多く、まだまだ競合が多いとは言えない。またフォロワー数がゼロであっても、TikTok独自のAIシステムによって話題になることができる可能性があるからだ。

 studio15は、そんなショートムービーに最適なマーケティング支援体制が整っているという。多様なジャンルに強みをもつTikTokクリエイターが170名所属しており、クリエイターの総再生回数は50億回にものぼる。自社メディアで展開しているショートドラマ『ドラマみたいだ』は、Z世代を中心に人気となり、開設から1年で1億7,000万回以上再生された。

 畠山氏はこのショートドラマのヒットについて、「広告は視聴維持率が低くなりがちだが、ショートドラマはストーリー性があるので離脱が起きにくく、視聴維持率を長くとれることがメリット」とその理由を分析する。また脚本次第であらゆる商材に応用できるのもショートドラマの利点だ。

studio15株式会社 クリエイティブ事業部 リーダー 兼 社長室 畠山 翔氏
studio15株式会社 クリエイティブ事業部 リーダー 兼 社長室 畠山 翔氏

 同社が支援を行ったBtoB、BtoCそれぞれの企業事例でもショートドラマを活用している。今回のイベントでは、クライアント企業の担当者と実際にディスカッションをしながら、TikTokのショート動画を活用したマーケティングのポイントを探った。

BtoB企業におけるTikTok活用の効果とは

 一般消費者にあまり認知されていないBtoB企業であっても、効果を感じることはできるのだろうか。トラックを中心としたBtoBの商用車製造メーカーであるUDトラックスは、実際にstudio15の支援を受けてTikTokを運用。フォロワー数を当初の8倍となる1万4,000人にまで成長させた。

 UDトラックスでデジタルマーケティングマネージャーをつとめる田代 光氏は、コーポレートブランディング、採用のためにTikTokアカウントを開設したものの「当初はリソース不足で運用が難しかった」と振り返る。そこで、アカウントのコンセプト設計からレポーティングまで一気通貫で行うstudio15に支援を依頼したという経緯だ。

UDトラックス株式会社 ブランド&コミュニケーション デジタルマーケティング マネージャー 田代 光氏
UDトラックス株式会社 ブランド&コミュニケーション デジタルマーケティング マネージャー 田代 光氏

 UDトラックスのショート動画ではいくつかの軸があるが、商品紹介のほか、社員役のクリエイターをメインに据えた「働き方紹介」「イベント告知」などが特徴的だ。

 制作を担当しているstudio15 クリエイターの久保 軒松氏は、本コンテンツの狙いを次のように説明する。

 「間接的にUDトラックス様を紹介することを重視しています。登場人物の『さいとう』(社員役のクリエイター)を好きになってもらう動画を作り、好きになった『さいとう』が紹介している会社であるUDトラックス様を好きになってもらう。そんな流れを意識しています」(久保氏)

studio15株式会社 所属クリエイター「イケメンズ(改名予定あり)」リーダー 久保 軒松氏 田代 光氏
studio15株式会社 所属クリエイター「イケメンズ(改名予定あり)」リーダー 久保 軒松氏

 たとえば、UDトラックス会社員の一日を紹介する動画のなかでは、事務所の様子や食堂、ジムといったオフィス内の施設が自然に登場する。

 田代氏はTikTok運用の効果について、「とくに若者に向けたブランド認知向上や拡散が目的であったが、実際に若年層のウェブサイトへのアクセス数が増えている」とポジティブな結果を共有した。

 また、副次的な効果として、セールスにつながる問い合わせも生まれているという。BtoB企業でもコンテンツの作りかた次第でビジネスの効果につながることを示すことができた、TikTok活用の好例だろう。

マンガ紹介にとどまらない、KADOKAWAのTikTok活用

 続いて共有されたのは、KADOKAWAのTikTok活用事例。同社はウェブマンガ「シルフコミックス」のプロモーション手段にTikTokを用いた。シルフ編集部の小山内 美遥氏は、アカウント設立について、「ユーザーによるマンガの切り抜きなどがTikTokでバズっているのを見て、編集部の発信場所もTikTokにシフトしなければいけないと思った」とその経緯を説明する。現在はstudio15とともに、ショートドラマをはじめユニークなコンテンツを展開している。

株式会社KADOKAWA シルフ編集部 小山内 美遥氏
株式会社KADOKAWA シルフ編集部 小山内 美遥氏

 BtoBと比べ、BtoC企業のTikTok活用は運用しやすい側面もある一方、「競合が多いために勝ち筋が見えづらくなっている」と畠山氏は指摘。そのため、企業が伝えたいことを一方的に訴求する「押し売り」のアカウント設計は避けることが賢明だ。ユーザー目線でコンテンツを制作し、商品の特性を押し出した認知拡大やファンづくりのための施策が重要になる。KADOKAWAとの取り組みでも、この点を意識したアカウント運用、コンテンツ制作を行ったという。

 王道コンテンツとも言えるマンガ紹介の投稿では、エフェクトを使ってマンガの静止画を動かしながら、TikTokライクに編集している。また、同社は連続のショートドラマも展開。直接的にマンガを紹介したり再現したりするのではなく、訴求するマンガやそのセリフがドラマのストーリー内に登場する。「キャラクターに(実写の)イメージを与えたくない」という課題を逆手にとり、効果的に懸念を払拭した事例だろう。

@chuune__manga 『私の理想の男子 最終話』 1話:@ぶんちゃん /女優👯‍♀️🥦 2話:@🌸おもち #少女漫画 #ショートドラマ #演技 #恋愛 #私の理想の男子 ♬ オリジナル楽曲 - Chuune(チューン)@少女漫画

 本作の制作もstudio15のクリエイターである久保氏が担当。ドラマ構成のポイントを次のように話した。

 「ショートドラマは見どころを作ることが大切です。マンガの紹介を入れる箇所には悩みましたが、マンガを登場させることでその後の展開が気になるストーリーを目指しました」(久保氏)

 シルフ編集部はTikTok運用の目的を「認知度拡大」に置いていたため、すぐには売上につながらない点も十分に理解したうえでスタートを切った。KPIもその目的に従い、投稿数や平均再生数を重視していた。その結果、運用開始から2年弱で最高再生回数は304万回に。ガールズコミックという絞られたジャンルでありながら、消費財など一般認知度の高い商材を扱うような企業アカウントと同等のフォロワー数(2万1,000人)に到達した。また、作家のサイン会で作品を知ったきっかけを尋ねると、「TikTok」と回答した人が半数にのぼったという。

 小山内氏は「認知獲得の媒体としてとても効果的だと実感した」と評価し、「TikTokでマンガを紹介する際の新たなフォーマットを作っていけたら」と今後のさらなる活用に意欲を見せた。

 最後にstudio15の畠山氏は、TikTokにおいてクリエイティブの質がいかに重要であるかを再度強調し、本セッションを締めくくった。

 「TikTokはクリエイティブファーストなプラットフォームです。企業ではKPIにばかり意識が向いてしまいがちですが、『良い動画であるかどうか』ですべてが決まる。編集や脚本、音質といったクリエイティブの質を追求することが再生数にもつながっていきます。皆さんの自社の運用を改善するためにも、今回の内容を参考にしていただけたら嬉しいです」

TikTokのことならstudio15に丸投げ可能!

TikTokのアカウント運用・ショートドラマ・広告運用・エフェクトや#チャレンジなど全メニューを丸投げ可能!基本的に内製で行っているためスピード感のある安定感ある進行で、創業5年あまりでナショナルクライアント~中小ベンチャーまで300社以上、年間600件以上のSNS・ショート動画マーケティング支援を行っています。

詳細はstudio15公式サイトよりお問い合わせください。

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この記事の著者

岡田 果子(オカダ カコ)

IT系編集者、ライター。趣味・実用書の編集を経てWebメディアへ。その後キャリアインタビューなどのライティング業務を開始。執筆可能ジャンルは、開発手法・組織、プロダクト作り、教育ICT、その他ビジネス。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:studio15株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2026/04/03 09:07 https://markezine.jp/article/detail/50408