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掲載できる1枚を確実に撮るデジカメ撮影術

【デジカメ撮影術】文章とのベストバランスは?
記事内容に合わせた写真の配置

ポイントごとに写真を載せる

 次に、記事本文のポイントごとに、写真を置いていくやり方です。見出しや、本文でアンダーラインを引いたり、太字にしたりするような強調したい部分に掲載します。直接、本文と関係のある画像を掲載するときに、この形式を応用すると効果的です。

 この形式だと、文章と写真の内容が合致しており、それぞれが掲載に値するいい写真でなくてはなりません。写真の内容が、そのまま記事のイメージとつながります。写真のセレクトもしっかり行わないと全体の印象度が低く見られてしまいます。「ここで写真が欲しいけれど、ぴったりの写真がない」と悩んだら、妥協して掲載するより、NGにした方が、全体のクオリティを損ないません。

 また、同じような写真を続けて載せると単調な印象を与えます。記事を目で写真を追うときに、リズム感が出るように、縦位置と横位置を変えたり、寄りや引きをバランスよく配置するなど、変化をつけて見せることが重要です。

写真中心で本文は添えるだけ

 写真が中心で、キャプションで説明し、本文は補足のために付け加えるだけ、というパターンもあります。具体的には、料理レシピなど、順序を追って何かを作り上げていくのを、ビジュアルを使って説明する記事でよく使われます。

 写真を順序ごとに掲載し、その間に文章を入れていくと、わかりやすいでしょう。本文は添える程度といっても、あまりに短いと、キャプションとの違いが出なくなります。その差がはっきり見えるように、整える必要があります。

 こちらも複数点掲載するので、写真のサイズも統一するより、大小使い分けたほうがリズム感が出てきます。写真を見るだけで、伝えたい内容がほぼ理解でき、さらに詳しく知りたい人は、文章で読ませるという体裁にするといいでしょう。

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この記事の著者

瀬川 陣市(セガワ ジンイチ)

フォトグラファー、写真撮影講師。米国ウィスコンシン州立大学等で写真を習得。帰国後、商業写真撮影、フォトカードグッズ制作など広く写真を使った活動をする。旅写真など紀行物撮影を得意とする。企業、団体からのピンポイントに応じた写真撮影講座、執筆を展開中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2008/10/16 11:00 https://markezine.jp/article/detail/5476

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