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マーケティングの未来を探求!MarkeZine Day 2008レポート

【MarkeZine Dayレポート】
歴史と想い、企業サイトトップレベル月間4000万PVを誇るサントリーに、ブランディングの本質を学ぶ

 9月12日(金)に開催された「MarkeZine Day 2008」。Aトラック最初のセッションでは、飲料を中心に多彩な事業展開を進めるサントリー株式会社の坂井氏が「“水と生きる SUNTORY”でブランド価値向上」と題した講演を行った。常に斬新な広告やプロモーション活動を行うサントリーから、ブランド価値向上の取り組みを学ぶ。 【その他のレポートはこちらへ】

サントリー、ブランディングへの取り組み

 飲料を中心に多彩な事業展開を進める「サントリー」。コーポレートブランディングを目的としたダイレクトコミュニケーションでは、常に他に先駆けて新しい試みに挑戦し、意欲的に取り組んできた企業という印象が強い。事実、Webについても早くから取り組み、現在は重要な役割を担うようになった。その経緯をなぞりながら、“水と生きる SUNTORY”をコーポレートメッセージとして掲げるサントリーのブランド価値向上の取り組みを紹介する。

サントリー株式会社 広報部 課長 坂井康文氏
サントリー株式会社 広報部 課長 坂井康文氏

先進的な広告プロモーションの積み重ねが、月間4000万PVの企業サイトを生んだ

 サントリーと言うと、その商品力はもちろんのこと、斬新な広告やプロモーションで知られている。1922年の「赤玉ポートワイン」での日本初のヌードポスター、「トリスを飲んでハワイへ行こう!」というフレーズが印象的なキャンペーンなど、先進的な試みは企業文化とも言えるだろう。

 また、今ではごく当たり前に見られる無料PR誌やお客様センターなどにもいち早く取り組み、サントリーホールのような文化拠点や工場見学が可能な施設など、多面的なダイレクトコミュニケーションを実現してきた。

 Webについても取り組みは早く、1995年にはテキストを中心とした企業サイトを開設。その後、1998年に製品プロモーションツールとして位置づけ、コーポレートカラーを使用。また、1999年には「楽しませること」を意識してコンテンツを拡張し、さらに、2003年にはユーザービリティや制作ガイドラインの整備を行っていった。

 そして、2005年にコーポレートメッセージ“水と生きる SUNTORY”を発表。改定したコーポレートカラー“ウォーターブルー”を活用し、企業イメージの確立を図った。また、同時に幅広い商品群やニュースなど、ユーザーとの接点を多面的に拡大するためにコンテンツを拡充し、「サントリーの今」を伝えるサイトとなった。この際のリニューアルを起点に、他広報活動やブログなどのマーケティング的な連携を意識しながら2006年、2008年に改善を行い、現在では月間4000万PVのアクセス数、250~300万人のユニークユーザーを獲得するまでに成長した。これはキャンペーンサイトをのぞいた数であり、企業サイトとしてはトップレベルと言えるだろう。

コーポレートメッセージ“水と生きる SUNTORY”が全面に押し出されたWebサイト
サントリーWebサイト

 さらにモバイルサイトについても、2000年のiモード対応をはじめ、2002年には3キャリアに対応。2008年には「サントリーモバイル」としてリニューアルを果たした。

 これらのサイトへの誘導については、メールマガジンが貢献しているという。PCについては月2回HTML形式によるリッチなメールマガジンが配信され、部門ごとでおこなっているものを合わせると17種、モバイル向けには3種類が配信されている。

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この記事の著者

伊藤 真美(イトウマミ)

フリーランスのエディター&ライター。もともとは絵本の編集からスタートし、雑誌、企業出版物、PRやプロモーションツールの製作などを経て独立。ビジネス系を中心に、カタログやWebサイト、広報誌まで、メディアを問わずコンテンツディレクションを行っている。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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