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見出しは冒頭15文字が勝負

2008/11/26 12:30

  ニュース系のサイトでユーザーをつかまえるには、まずユーザーの目に留まる見出しをつけることが重要です。今回は当社の調査結果を元に、ユーザーの興味を引き付ける、効果的な見出しのつけ方をご紹介します。(ユーザビリティ実践メモの中から編集部がチョイスした記事を再掲載しています)

 ニュースサイトや一部のブログなど、日常的に数多くの情報を扱うニュース系のサイトでは、見出しの配置や優劣がユーザーの行動に大きな影響を与えます。

 こういったサイトを訪れるユーザーは、日課の1つとしてサイト閲覧を行っています。たとえば、朝会社に来てメールチェックをした流れで、ニュース系サイトにアクセスするようなパターンです。

 商品の比較や購買のためにECサイトを訪れるようなユーザーと大きく異なり、ニュース系サイトのユーザーは以下のような行動特性を示します。

  • 特定の目的を持たずにサイトを訪れ、興味を引く情報を探す
  • 見出しを流し読みし、興味があるものだけクリックして詳細を見る
  • 短時間に、必要最低限の情報を得ようとする

 弊社のユーザビリティテスト(ユーザ行動観察調査)では、こういった流し読みの際にユーザーに認識されるのは、冒頭の15文字程度であることが分かりました。アイトラッキングによる観察では、一つひとつの見出しを読むのではなく、ほぼ一直線に視線を進めていきます。

制作者が期待するユーザーの視線の動き      実際のユーザーの視線の動き
制作者が期待するユーザーの視線の動き  実際のユーザーの視線の動き

 つまり、この15文字の中に、リンク先の内容が想像できて、なおかつ興味を引く言葉を詰め込めるかどうかで、ユーザーの行動が大きく変わってくるのです。

 しかし、実際には15文字の中で見出しを付けるのはかなり難しいものです。単純に文字数を減らすと意味が分かりにくくなりますし、逆にリンク先の内容を正確に表現しようとすれば、どうしても文字数が多くなりがちだからです。

 短い見出しの付け方で参考になるのはYahoo!JAPANのトップページのトピックス欄です。13~15文字程度で見出しがつけられているので、ストレス無く流し読みができます。

Yahoo! Japanの見出し

 キャッチーな見出しという点では、新聞や雑誌系のサイトなども参考になるでしょう。

日経ビジネスオンラインのトップページ見出し

 具体的には、

  • 固有名や数字を入れる
  • カナばかり、漢字ばかりにならないようにして可読性を保つ
  • 略語での表現が可能であれば活用する(専門的になりすぎないよう、ユーザーの理解レベルを考慮すること)
  • カッコや記号を使ってメリハリをつける

 などのポイントに気をつけることで、ユーザーにとって読みやすい見出しを作ることができます。

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