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アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」

SEO担当者が改めて考えるべき3つの事項

 3年程前に比べると、SEOの認知度は著しく拡大した。当時はどの企業に出向いても、「SEOとは」という言葉から説明しなければならなかったことを考えると大きな進歩と言えよう。現在では企業のマーケティング担当者から技術的な質問を受けることも多い。また、新しい技術や施策に積極的に取り組む企業も増えたように思う。そこで今回は新しい技術によるSEOを行う担当者の方々に、改めて初心に立ち返って考えて欲しい事項を3点紹介したい。【連載バックナンバー】

なぜSEOを行うのか

 今更何を言っているのか、と思われる方もいるかもしれないが、「なぜSEOを行うのか?」と改めて問いたい。企業担当者ならば、当然「ユーザーの流入増加のため」や「新規顧客獲得のため」と即答するかもしれない。しかし、この目標が気づかないうちに、「特定のキーワードで上位表示を実現すること」にすり替わっていないだろうか。

 確かに検索結果順位はSEOの効果の一つとして目に見えて分かりやすく、Web担当者がSEOを行った結果として外部に示す際に伝えやすいものと言える。そのため、順位状況が向上することで、SEOによる一定の効果が得られたと満足してしまい、本来の目的である「流入増加」や「新規顧客獲得」が達成できたかどうかは、うやむやになってしまいかねない。中には、望んだキーワードでの検索結果順位が芳しくない場合、多額の費用をかけて外部リンクを購入し、順位を上げることに躍起になってしまう担当者もいるだろう。

 しかし、たとえ特定のキーワードで検索結果の上位を獲得できたとしても、本来の目的である「流入増加」や「新規顧客獲得」といったものが全く達成できていなかったとしたら、選んだキーワードやSEOの施策が目指すものと方向がずれている可能性が高い。やみくもに順位を追うのではなく、ユーザーの流入の傾向やアクセス解析の結果など様々な情報を分析した上で、Webサイトの目指す方向に対して適切なSEOを行っていくことが重要だ。

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この記事の著者

古川 恵梨(フルカワ エリ)

株式会社アイレップ SEOグループ SEOチーム

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/01/06 12:00 https://markezine.jp/article/detail/6123

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