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アイレップの現場担当者に聞く「アクセス大幅向上作戦」

SEO担当者が改めて考えるべき3つの事項

大掛かりな施行だけがSEOじゃない

 SNS、動画、ソーシャルブックマーク、口コミサイト、RSSとここ数年だけでも多くのWebサービスが登場し、一般に浸透している。そしてそのWebサービスのいくつかはSEOを行う上でも、有効な外部リンクとして活用できる。自力で外部リンクを獲得することが難しかった3年前と比較すると、これらのサービスの誕生は救世主の誕生とも言い換えることができるだろう。

 しかし、これらのサービスは、常にSEOを行う担当者を惑わせるアイテムでもある。新しい手法に目移りすることで、本来必要であるWebサイト内部の論理構造化やキーワードマークアップなどSEO対策の基本的な施行の重要性をしばしば見落としがちになるからだ。

 たとえ新しいWebサービスを効果的に利用して、多くの外部リンクを獲得できたとしても、対策できるキーワード数には限りがあり、ロングテールキーワード全てに対応することは難しい。そういう時にこそ、力を発揮するのがWebサイト内の論理構造化やキーワードマークアップといったSEOの基本的な施策なのである。この基本を忠実に守っていくことが、ユーザーの流入の幅を広げ、Webサイトの可能性拡大に繋がるのだ。昨今、騒がれている新しいWebサービスを利用したSEOに目移りしてしまうかもしれないが、ひとたび立ち止まって考えて欲しい。今必要な対策は何なのかを。

 今日、新しい手法、新しい技術、新しい情報を求めて研究に励んでいるSEO担当者も多いことだろう。だが、「単純で当たり前のことこそ重要だ」ということを忘れないで欲しい。

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この記事の著者

古川 恵梨(フルカワ エリ)

株式会社アイレップ SEOグループ SEOチーム

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2009/01/06 12:00 https://markezine.jp/article/detail/6123

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