マイボイスコムの調査によると、金融商品への投資に対しては48%の人が金融商品に興味を持っており、興味がない人の39.3%を上回っている。現在投資している金融商品の1位は「株(日本企業)」で、「保険」「外貨預金」「株式投資信託」が10%台で続き、人気の「外国為替証拠金取引(FX)」は7位。
こうした金融商品の購入場所として最も利用されているのは「証券会社」33.8%で、続く「ネット専業証券会社」も32.2%で健闘。前者が前回調査時より0.7ポイント下回ったのに対して、後者は4ポイント上回っている。
また、金融商品投資の判断材料にしている情報源は、1位「新聞記事」、2位「インターネットの投資情報ページ」、3位「テレビのニュース番組」。自分の金融投資に対する態度・意識を分類してもらったところ、最も多いのは安定重視の「どちらかというとローリスク・ローリターン型」。全体では、安定重視型が6割、積極投資型が3割となっている。
また、金融資産の総額を見ると、「300万円未満」の人が合計で51.7%となっており、「1000万円以上」の人は14.8%。「わからない」という人も7.9%となっている。
今後、最も投資してみたい金融商品のベスト3は「株(日本企業)」「外貨預金」「金(Gold)」で、「FX」は4位。回答者のコメントには、「このところの株安で、大手企業の株があり得ないくらい割安になっている。企業の規模や実力を考えると、反発しないはずがない」(日本株、男性・30歳)、「為替の変動が面白い」(外貨預金、女性・33歳)、「最近、テレビでもよくとりあげられているから」(FX、女性・26歳)、「元本割れのリスクが非常に小さいから」(国債、男性・26歳)など、それぞれの投資スタイルで金融商品を選んでいる様子がうかがえる。
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