3キャリアで40以上の公式サイトを運営するモバイルファクトリー
「着メロ」や「着うた」といえば、いまやモバイルには欠かせないコンテンツサービス。人気や注目度の高い作品だと、100万単位のダウンロードもめずらしくなくなってきた。CDに代わる音源サービスとして普及の度合いを広げている。若年層向けのサービスだったのも過去の話で、いまでは、幅広い年代が利用するようになった。
この、「着うた」の分野で頭角を現したのが、株式モバイルファクトリー(以下、モバイルファクトリー)だ。創業は2001年。代表取締役の宮嶌裕二氏が、東京都荒川区西日暮里のアパートの一室にオフィスを構えたことに端を発する。
当初から、モバイルインターネットサービスの企画・運営を主軸に事業を展開。新聞記事で「着うた」の可能性を確信し、幅広く着うたサイトをオープンしたのが起爆剤となった。2004年9月期に1億9,400万円だった売上を、翌年同期には4億9,500万円まで伸ばし、時代の先を読むサービス展開で、その地位を確立してきた。現在では、モバイル各キャリアの公式サイトの運営を手がけ、「着メロ」「着うた」「デコメ」「占い」など、その数は3キャリアで40サイト以上。現在も、毎月増え続けている。
モバイルメディア事業にも積極的で、メッセージングハブサービスの「Wassr(ワッサー)」や、ブログを口コミ型のプロモーション媒体として活用する「BloMotion(ブロモーション)」でも知られている。モバイルアフィリエイトの経験者なら、同社のアフィリエイトサービス「ケータイ★アフィリエイトNEO」も使っているかもしれない。
全方位的なサービス展開で、他社との差別化を図っているといえるだろう。今回は、宮嶌氏と取締役の深井未来生氏に、モバイルファクトリーが躍進を続ける背景について語ってもらった。(この続きはCAREERzineでどうぞ!)