Webメールの性格上、インターネット接続ができない環境では、メールを読むこともできないことに不便を感じる人も多かっただろう。今回、Gmailに新たに追加された「オフラインモード」によって、この不便さが解消されそうだ。
公式ブログによると、インターネット接続が終了すると、Gmailは自動的にオフラインモードに切り替わり、サーバーではなくパソコンのハードディスクにあるデータを利用するようになる。これによって、オフラインでもオンライン同様の操作が可能になり、送信したメールは次回ネットに接続したときに自動送信される。
また、接続が不安定だったり転送速度が遅い場合に利用する専用モードも用意されている。このモードを選択すると、バックグラウンドでサーバーと同期することができる。
これらの機能ではローカルキャッシュを使うため、Google Gearsのインストールが必要になる。また、これらのオフライン機能が使えるのは、現時点では英語版Gmailのみとなっている。
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