Adobe Systemsの発表によると、Adobe Flashプラットフォームの中核的なコンポーネントである「Adobe AIR」は発表から1年足らずでインストール数が1億を超え、「Adobe Flash Player 10」は発表後2か月で世界全体のPCの55%以上にインストールされたという。このペースは、従来のバージョンの Flash Playerの記録を大きく塗りかえるもので、2009年第2四半期には80%を超えると予測している。
Adobe Flash Player 10は、COMEDY CENTRAL、MySpace、トヨタ自動車、AOL GamesなどのWebサイトで採用され、このうち、「TOYOTA iQ」サイトは世界初の採用事例となっている。
Adobeは、Flash Playerのコンテンツは、インターネットに接続された98%以上のPCで再生することが可能となっており、オンラインビデオの80%以上がFlashテクノロジーを使用していると発表している。
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