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検索連動型広告

 検索エンジンにおいて、検索内容(検索語や関連語)に沿って表示される広告のことを指す。有料リスティング広告とも呼ばれ、広告は主にテキストで表示される。

 その特徴は、ユーザーの興味関心(検索結果)に即した広告を提示することで、より高い広告効果が得られるとされている点である。

 代表的なものに、Google社のAdWords広告、Yahoo!やMSNが使用しているOverture社(現在はYahoo!の子会社)の「スポンサードサーチ」がある。この仕組みを開発したのは、Overture社の前身であるGoTo.com社の創設者・ビル・グロス(Bill Gross)である。その後、2000年代以降にGoogle AdWordsが参入して、浸透していった。

 広告主(クライアント)と検索エンジン(広告媒体)との契約は、クリック数に応じた課金(クリック保証型)がほとんどである。

 クリック保証型のシステムは、大手のOvertureとAdWordsでは若干異なる。Overtureは、ひとつの検索内容に対し複数の広告主が入札するシステムとなっており、それぞれのクライアントは独自のクリック単価を指定する。クリック単価を高く設定するほど、広告主が指定したサイトが上位に表示される仕組みになっている。それに対してAdWordsは、クリック単価だけでなく、それにクリック頻度を掛け合わせた基準を設けている。

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この記事の著者

松谷 創一郎(マツタニ ソウイチロウ)

1974年生まれ。広島県出身。ライター。2001年、共著『サブカルチャー世界遺産』(扶桑社)を刊行。2004年、カルチャースタディーズ研究所に主任研究員として在籍。2005年、国際大学グローバルコミュニケーションセンターに編集主任として在籍。専門領域は、社会事象、映画やマンガなどのサブカルチャー全般、若者文化など。これまでに仕事をしてきた媒体は、『日経エンタテインメント!』『SPA!』『サイゾー』『ダ・ヴィンチ』『創』『週刊アス...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2006/07/21 16:56 https://markezine.jp/article/detail/71

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