ミツカンは、20代から50代の会社員を対象にオフィスの飲料事情について5月に調査を行い、416件の回答を得た。オフィスで飲み物を飲むとき、最もよく使用されているのは「マグカップ・グラス」で、女性では49.9%、男性では31.3%がマイ容器として使用している。
オフィスで飲まれているのは主に「お茶」と「コーヒー」がメインだが、市販のものを買うよりも、家庭やオフィスで用意しようという傾向が見られる。オフィスにマイボトルで飲み物を持参している人は全体の4割におよび、20代男性と40代女性では、2人に1人がオフィスにマイドリンクを持参している。
不況の影響からか、「この1年以内」にマイドリンクの持参を始めた人が多く、20代男性では4人に3人がこの時期にマイボトル派に転向。堅実な暮らしぶりが特徴といわれる最近の男子にとって「水筒男子」への転向は当然の発想といえそうだ。
しかし、「マイドリンク持参」の理由には、「節約」「エコ」以外にもさまざま。「夏場でも温かいものを飲みたい」「できるだけカラダによいものを飲みたい」といった飲み物そのものへのニーズもあり、市販のペット飲料ではすくい取れない個人の多様な飲料摂取スタイルが「マイドリンク持参」を後押ししているようだ。
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